映画

映画ルーシー、種の進化は突然に、理由もなく、 予想を超えたところからやってくる。

人は本来持っている脳の力を開放するとどうなるのか?

先日話題の映画、ルーシーを観てきました。

{6ABA00EC-AC5B-4A31-812E-D3F22368D65F:01}

「ルーシー」トレイラー動画

ネタバレにもなってしまうので、純粋に映画を楽しみたい人は劇場で観た後に読んでくださいね。

という、前説を入れながら、始めていきますが、ルーシー、映画として非常に面白かったです。

さすがはリュック・ベッソン監督、映画を観ている間、時間を忘れてのめりこんでしまいました。

ストーリー上マフィアが絡んでいるので、かなりえげつないシーンもあってそこは好き嫌いが別れるようですが、目を覆いながらもストーリーを追うのに目が離せないという感覚でした。

さてさて、映画の内容に触れていきます。

この映画のテーマともなっているのは人間の脳機能です。

一般的にわたし達の脳はその本来持ちうる機能の10%程度しか使えていないと言われています。

作中でも語られていますが、イルカは20%使っているそう。

太陽の光線を受けて自分の位置や方角を把握したり、音の反射を利用しているのもその機能の一部かもしれませんね。

ルーシーは新しく合成された薬物をたまたま吸収してしまったことで本来、人間が扱えないはずの脳機能がどんどん覚醒。

20%で外国語を瞬時にマスターして、友人の身体を手を触れてスキャン。

コンピュータも圧倒的なスピードで処理したり、テレビ回線へもアクセス、その能力、スペックは人間の域を遥かに超えていく。

脳の覚醒のパーセンテージが上がるに連れて能力が高くなり、肉体を代謝レベルでコントロールし痛みも感じなくなる。

そして、膨大な知識が流れ込んでくるのと反比例するように人間としての感情が希薄になっていくルーシー。

痛みも恐怖もなくなるが自分がもう長く生きられないことも同時に理解してしまう。

生きていられる残りの時間が少ないことを知ったルーシーは長年脳機能を研究していた博士(モーガン・フリーマン)に、助言を求め、会いに行くことを決める。

この頃には原因となった薬物の中毒のような影響で肉体も崩れて粒子化していく。CPH4と呼ばれるその薬物を追加で摂取することでその作用も止まり、さらに覚醒することが分かる。

そして、その薬物を流通しようとしていたマフィアとも争いが続き、激しいアクションが繰り広げられる。

マフィア側は秘密を握られ、ボスも傷つけられたのでルーシーを殺そうと向かってくる。

脳機能を研究する博士達にルーシーは得た知識を伝え、また脳機能のリミットまで達しようと薬物を全て体内に投与する。

このラストの時点ではルーシーに復讐するため殺そうとするマフィア、とルーシーは対立構造になっているようで、すでに対立から離れていることに氣がつく。

ルーシーにとってみれば自分が得た知識や観た世界を伝え残すことが目的であり、覚醒した能力もあるためマフィアを全く相手にしていない。

見ている視点が全く違う。

それは脳機能が覚醒して感情がほとんどなくなってしまったからか、またはわたし達が足元で動いている蟻(あり)を氣にしないようなものか、その両方かもしれない。

この映画は脳機能をテーマにした人間の進化の物語であり、演出として暗に含まれたメッセージも多かった。

積み上げられた経験や知識を軽々と超越

その1つに最後のアクションシーンが挙げられる。

終盤の決戦シーンの一部

ラストの場所は脳機能の博士達が集っている大学の構内、研究室である。

そこにマフィア達は銃やマシンガン、果てはロケットランチャーまで持ってきて麻薬警察との銃撃戦が始まる。

厳かで静謐であるはずの名門大学構内の窓は割れ、壁は壊され銃痕でズタボロになっていく。

物理的にではないが、本質的にこれと同じことがルーシーによってももたらされているのが面白い。

脳のリミッターが上がったルーシーは著名な博士達を前に空間を自由に使い、その能力で空気中にイメージを作りながら講義を行うシーンがおる。

研究を重ね、数百ページのレポートを書き、人生における膨大な時間を費やして知識を追求してきた人間たちと、全くの偶然によって、しかも薬物の摂取(意図しない)という反社会的なモノの結果として膨大な情報処理を行えるようになり、知識の深淵まで一瞬で到達してしまった若い女性。

これは、経験とか、歴史とか、権威に対するアンチテーゼともとれる。

またこの映画はかなり国際的になっていてルーシーと対峙するマフィアは韓国系でハングル語を話す。

韓国は言わずと知れた儒教の国で、目上か目下、親を敬うという文化が非常に強い。

そして、ハングル語は上位、下位というのが構造的に組み込まれている言葉らしい。

尊敬語、謙譲語は活用で変わるのではなく、言葉自体が変わる。

マフィアというのは上意下達、絶対的なトップダウン構造であり、儒教的な価値観とよくマッチする。

ラストの方では、ルーシーは脳機能を100%解放し、人間から空間へ、世界そのものになって消えてしまう。

そして、ルーシーを襲おうとしてやってきたマフィアのボスは警察の銃弾を浴びて、つい今しがたまでルーシーが座っていた椅子に倒れ、天井を見上げた姿勢で絶命する。

これは旧来の価値観、古い世界の終わり、を暗に示しているのかもしれない。

種の進化は突然に、理由もなく、予想を超えたところからやってくる。

覚醒したルーシーと最初の女性とされている猿人ルーシーとの邂逅。進化の扉を開くのはいつも女性なのだとも思う。
あと個人的に『ルーシー』のなかのお氣に入りのシーンはイタリア人の運び屋をやらされてた人だけ、警察に同行するフリをして踵を返し逃げようとするけどもみくちゃにされて捕まってしまうシーン。

偏見かもしれませんが、なんかイタリア人っぽい、と感心しました。

そして、こちらは1997年に発売されているミシェルガンエレファントの『Get up Lucy』(ゲット・アップ・ルーシー)

マッチしてるから不思議。

 

もっと自由に人生を楽しむ秘訣やお金を受け取り豊かさを満喫する秘密など、
特別音声付きの公式メルマガで最も濃い情報をお伝えしています。

今すぐ登録して特典を受け取る

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ピックアップ記事

  1. ビットコインより価値ある3つの投資先
  2. あなたの引き寄せパワーは弱い?引き寄せの法則を強烈に発動するあるモノとは?
  3. “For me”と“For you”、人生においてどっちが大切だと思いますか?
  4. サラリーマンには見えない!?『不労所得を得る』ってゴール設定のヤバい点。
  5. 起業するのに資格は必要?今有るモノに目を向けよう。

関連記事

  1. 健康

    真弓先生の人間観が素晴らしい。蘇れ 生命(いのち)の力 ~小児科医 真弓定夫~

    野生動物と同じことをしていれば病気にならないんだよ蘇れ 生命(いの…

  2. 未分類

    心の動きによって体に変化が起こる?膀胱炎になる人の意識レベルの原因と肉体での表現。

    心と身体は繋がっています。このことは誰もが納得していることだと思います…

  3. 考え方

    「世間が許さない」を作る日本特有の洗脳、その想定外な仕組みとは?

    結論から伝えます。日本特有の洗脳の仕組み、どうして日本人が他人…

  4. 未分類

    体の細胞に見るフラクタル。細胞と人、人と地球、地球と宇宙、この世に起きる現象は結果でしかない

    ※この記事は2013年9月21日に書いたものです。こちらは細胞を染色し…

  5. ホルモン

    感情と体のリンク集、何にも縛られず自由に生きるために

    恐怖や不安に縛られないために先日のメルマガでこのようなメッセージを…

  6. 脳と体

    「腑に落ちる」というのは体で理解するということ

    最近、『腑に落ちた』ことってありましたか。あぁ~、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

世界一周動画ギザのピラミッド

考え方から人生を変える

twitterをフォロー

体を整えて毎日を楽しむ

facebookページにいいね

  1. 未分類

    枠の中から外れる重要性、フォーカスする先を変えると現象が変わる。
  2. モチベーション

    やりたいコトが分からないという悩み、行動せずに自分を知ろうというのは無意味。
  3. 未分類

    書籍『アナスタシア』で語られている自然、植物は周囲の情報を取り込んで必要なモノを…
  4. 未分類

    素粒子の振動が全ての物質を形成している。観測者効果を知って望みどおりに生きる。
  5. 未分類

    『素直さ』はこの世界を豊かに生きる非常に大切な資質である。思い込みに囚われず可能…
PAGE TOP