あなたは
『被害者』ですか、
それとも、
『加害者』ですか。
わたし達は生活する中で
食欲や性欲、睡眠欲といった
生命を維持するために必要な
本能というのがあります。
その欲を満たす時、氣持ちが良い
という体験を得ることができます。
なので、
本来は生きているだけで
満足を得て幸せを感じる
こともできるはずですよね。
それでも、
なかなか幸せを感じられない、
という人が
多いことも事実です。
その原因の多くは
植え付けられた
固定概念や、
義務教育を通じて、
慣らされてしまった
習性や行動の性向
というのがあります。
そして、
その最たるものに
『被害者意識』が
挙げられます。
現実的な話で考えると、
交通事故の被害者、加害者などは
3次元レベルではあるわけです。
それとは、少し違って、
被害者『意識』というのが
非常に重要なんですね。
被害者というのは、
何かしらの害を被った人、
辛い、大変な思いを
している人になりますね。
だから、
可哀想な人、とも
言えます。
可哀想な人がいたら、
助けてあげなくちゃ、
という優しい氣持ちの
持ち主もたくさんいます。
この優しい氣持ちの持ち主は
被害者意識の人のサポーターとなり、
さらに被害者意識を助長し、
ますます可哀想な人度合いを
強めていってしまいます。
そして、世の常ですが、
被害者がいれば、
必ず加害者がいます。
被害者意識を持った瞬間に
加害者が生まれます。
むしろ、加害者を生むことで
自分を正当化しようというのが、
被害者意識の根本的な部分です。
こうして、
被害者 VS 加害者
というよくある構図が
成り立ってしまうのですね。
さて、ここからが重要です。
どうして被害者意識がマズい
のかお伝えしていきます。
被害者意識というのを、
もっと分かりやすく言えば、
他人のせいにする人です。
被害者意識の人が
よく使う言葉は、
～してくれない、
～のせいで、
どうせ、～なんて、
などです。
上のような言葉をよく使って
しまう人は要注意ですね。
被害者意識の人がどうして幸せ、
幸福を感じにくいかというと、
それは人任せにしているからです。
自らの可能性や影響力を無視し、
自分の人生のハンドルを、
手放してしまっています。
そのため、
得られた結果に対してもきちんと
受け入れることができません。
他の人がやったことなので、
自分主体として捉えられない、
ということですね。
これが、
また被害者意識を増長し、
悪循環に入ってしまいます。
逆のことも考えてみましょう。
物事を自分主体で考える人は、
何か得た結果に対して
自分の行動を振り返ります。
例え、
事故に遭った被害者だとしても
自分がこうしていれば、
事故に遭わなかった、
という視点からも考えられます。
これは、
起こる結果に対してすべて
自分が影響を与えているのを
潜在的に認めている、
ということです。
そのため、
大事なのは自分の行動であり、
自分がどのような
アクションを起こすか、
自分がどのような
心持ちでいるのか、
ということに意識が向くのです。
だからこそ、
得た結果を受け入れることができ、
幸せを感じたり成長の機会とする
ことができるのではないでしょうか。
これを分かりやすく少し
キャッチーな表現でいえば、
『加害者意識』とも言えます。
あなたの宇宙の実権はすべて
あなたが握っています。
いつ、
『被害者意識』を
止めますか？
氣付いてしまえば今すぐに
変わることができますよ。
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