生きづらさの原因とは?ベルトコンベアーに流されていませんか?

昨日はキューバで見てきた市場の様子や野菜と日本の野菜を見て、感じたことなどお伝えしました。

こちらの記事。

自然とは何か?「F1」がないキューバの野菜と日本の違い

2018年6月10日

売り場の写真、もう一度載せておきます。

日本のスーパーの売り場。

こんな感じです。

そして、キューバの方。

こんなのも。

この違いがどこから来るのかは、上にあげた記事で書いています。

しかし、どうしてそうなっているのか?その理由を考えてみると、僕らの日本社会の弱点がモロに見えてきます。

スーパーの売り場に象徴される日本人が求めているモノ

日本のスーパーで売るためには、キレイで、形が同じでサイズ分けがされていることが大切です。

同じサイズの野菜がまとまっていた方が使う方からしたら選びやすいし、料理にも使いやすいでしょ、ということですね。

実際、食品の裏側を暴露している安部司さんが、サイズはバラバラで一袋の重さだけ揃えた野菜売り場を作って試したことがありったそうですが、その結果は散々だったそうです。

安部司さんについてはこちらの記事を。

食品添加物の裏表、失っているものと得ているもの

2017年6月28日

バラバラの中でもきれいな野菜を選ぼうとする人が多くて、商品を手にとっては返す人がたくさん出たそうです。

中には投げて返す人まででちゃって、野菜が傷んでしまったそうです。

実際に買い物をする消費者に合わせてスーパーも売れるように工夫をしていきます。

僕も含めた、その大多数の人の選択が今のスーパーの売り場につながっているんですよね。

で、売れるためには、野菜のサイズや形の規格を決めて、それに合う野菜を重さを測って袋詰めにして並べるわけです。

見た目がきれいで、量も分かりやすいので料理をするときは簡単ですよね。

軽く洗って、切り方も同じで良いので主婦(料理をする人)も助かるわけです。

何よりも、見た目がキレイで、合理性や効率性を求めているわけですね。

で、ちょっとイメージしてみてください。

この規格が決まっていて、同じように袋詰めにされている野菜。

僕ら人間にも似ていませんか?

人間というか、教育のシステムと言っても良いかもしれません。

命を大事にするとか、相手のことを思いやるとか、そういった根本にある価値観が共通していることはとても大事だと思います。

でも、今の義務教育の在り方などを見ていると、大学受験のテストで良い点をとる教育になっているような氣がしてきます。

また、勤労や忍耐が美徳であり、嫌なことも我慢してやり遂げることが大切だ、という価値観が浸透している感じも受けます。

それは良い面もありますが、上司の言うことや会社の指示に従いましょう、という悪い面もあります。

厳しい言い方をしてみれば、奴隷教育と言えるかもしれません。

会社に入れば、社長の言うコト、上司の言うコトに「はい」と言ってその通りに動く人材を生み出す教育でしょう。

数十年前、バブル経済よりも前の頃、経済成長をけん引していたのが工場だったころはそれが合っていたんだと思います。

同じ価値観を共有して、周りに合わせて同じことをしていれば成長していき、稼ぎもどんどん上がっていった時代です。

その頃はそういう教育制度が正解だったんでしょう。

しかし、今は変わってきていませんか?

これからの時代に必要となるモノとは?

今、必要とされているのは、社会を変えていく新しい発想だと思います。

イノベーション(技術革新)の根っこにあるのは、今までの価値観や仕組みに囚われない自由な発想、強烈な個性と言えるのかもしれません。

十人十色という、蓼食う虫も好き好き、という諺がありますが、人それぞれ価値観や性格が違って当たり前ですよね。

今の教育システムや日本の社会風土は、規格に合わせて、そこにどれだけ近いか、どれだけ離れているかによって人を評価しているような氣がしてなりません。

これが生きづらさの原因ではないでしょうか?

他人を評価するときもそうですが、自分自身を評価するときもそうなんですよね。

会社を選ぶときも、これぐらいの就労時間で、月収25万円もらえれば、良い方だよな、それが普通だよな、、、みたいに自分の価値も周りの何かに依ってしまってないでしょうか?

かくいう僕自身も自分に絶対的な自信を持てているわけではなくて、他人と比べて落ち込んでしまうこともあります。

だから、自分の軸のようなモノを如何に持つかということを常に考えています。

野菜を生み出す種の規格にF1種というものがあり、それで収穫できた野菜をスーパーの売り場に並べるのに、農協の出荷の規格なんかもあります。

サイズの決まった箱に入れる野菜の個数まで指定されるそうです。

そして、スーパーの店員さんが実際に野菜を並べる基準なんかもあると思います。

それと同じように、僕らは小学校や中学校で義務教育を終えて、高校に進学し、大学に入学する。

その時点で、社会に出るときに、その人のカラーリング、ラベリングがされているわけです。

まさに、ベルトコンベアーで運ばれていくシステムじゃないですか?

今や日本は世界で最も高齢化が進み、まだどの国も直面したことがない問題・課題が山積みです。

今までの価値観や社会システムを踏襲していては、出口は見えないように思えます。

義務教育や高校、大学などの教育システムをすぐに変えることはできませんが、子どもたちや青少年を見守る大人が価値観を変えていくことはできます。

そして、それが自分自身にも反映されていきますよね。

自分の人生において、何を最重要な価値とするのか?

改めて、振り返ってみるタイミングではないでしょうか?

今の日本社会は課題が山積みですが、僕は日本人の感性や歴史のある文化が大好きで、そこに信頼を置いています。

僕らなら、新しい社会の形を作っていけると確信しています。

何度も言いますが、知ることが大事です。

氣がつけば無意識レベルで、世界は変わっていきますから、知ること、氣づくことが何より大事です。

純粋な好奇心や問題意識を忘れずに生活していきたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1981年生まれ、元看護師、青年海外協力隊として発展途上国での活動で常識が大きく変化し医療の限界も痛感。人が健康に生きるには自然な食べ物や環境が大切だと氣づく。帰国後、潜在意識や量子力学について学びコーチング・コンサルティングを行う。好きな食べ物はから揚げ。