一昔前に、
『話がきけない男、地図が読めない女』
という本がベストセラーになっていました。
この本は脳の構造や生物学的な歴史の
観点からも男女の違いを説明した本です。
日常生活でよくあることだけに
楽しみながら読める本だと思います。
わたしもよく話を聞いていないと
妻に怒られることがありますが、
この本でも、男性は複数のことに
同時に注意を向けることが苦手と
書かれています。
その分、集中力が冴えているという
話もあるようですが、本当かどうか、、、。
さて、男性とは逆に女性は複数の
ことを同時に進めることが上手です。
例えが正しいかわかりませんが、
マニキュアを塗りながら友達と
電話をして、さらにテレビを見たり、
日々の料理や掃除などの家事でも
その能力がいかんなく発揮されます。
また、ストレスや問題に対しての
処理の仕方も男性、女性で特徴的です。
男性がストレスを強く受けたり、
問題解決をしようとする時は
一時、黙って一人で考える時間を
必要とすることが多いそうです。
(わたしもその傾向があると思います)
そして、女性は、言わずもがな、
誰かと喋ることによってストレスを
処理して、問題を解決します。
、、、、、
、、、
素晴らしいです!
このように、行動の特性などが
違う男と女ですが肉体的な違いも
色々とあって面白いです。
例えば、寿司職人は基本的に男性です。
これは男性の手の方が女性の手よりも
体温が低いためというのが理由のようです。
手が冷たいほうが寿司のシャリとネタを
握るわずかな時間にも魚の鮮度を落とさず
握ることができます。
これは手のひらの表面温度の話ですね。
またこれとは別に、おにぎりを握るのは
女性の方が美味しく、味噌や醤油を作るのは
男性の方が美味しくできるということです。
温度が高ければ発酵しやすくなるので、
これも手のひらの温度も関係ありそうですが、
手のひらの汗などのPHも関係していそうです。
グアテマラの有名なあるコーヒー農園
では接ぎ木でコーヒーの木を栽培して、
大きく育てるのですが、接ぎ木をするのは
全て女性がやることになっています。
男性が接ぎ木をすると接ぎ木をした内の
8%程度しか、成長しないそうですが
女性が接ぎ木をすると40%以上の木が
成長してうまく実をつけるそうです。
話を聞くとこれもPHが
関係しているそうです。
面白いですよね。
男性と女性は器質的にももちろん
異なるわけですが、エネルギーとして
みても陰陽の対比でもあります。
今現在、陰陽のバランス、
両極の統合が色々な面での
課題ともなっているようです。
夫婦が仲よく過ごすことから
家庭が丸くおさまるようになり、
そこからの発展として地域、
社会が成り立ちます。
また、一人ひとりそれぞれの
中にある男性性、女性性を認め、
育みバランスしていくことも
大切だと思われます。
今までは物質的な見方や分離、
追及する流れが強く男性性の方が
表面に出てきやすかったと思います。
ですが、
これからはみずがめ座の時代、
分離から統合に向けての
『受容』の時代です。
それは正に女性性
(母性)の役割です。
自分の中にある女性性を意識して
高めていくことはこの時代の流れに
沿うことのように感じます。
まずは全て受け入れる。
これができる人が、
強い人なのでしょうね。
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