健康に気を遣う人ほど病気になる。
今や日本はそんな状況です。
病院にいけばいくほど病気になって慢性化してしまう。
サプリや健康食品を次から次へと試す人ほど肝機能が弱くなったり、腎機能が低下して疲れやすくなったり、白髪が目立ちお肌のハリがなくなっていく。
それは、日本の主流となっている西洋医学が薬を用いて症状を抑えることに特化しているからで、その健康の概念が当たり前になっているからです。
今回は、高血圧やピロリ菌などの具体例を上げて、西洋医学の考え方や、やり方が健康を維持増進するのに効果的では無いことをお伝えします。
そして、その状態を攻略する2つの重要な考え方がこれです。
- 自然を理解して、ありのままを受け入れる。
- 情報は自分から探しに行って、1つの観方にとらわれない。
最後まで読んでもらえれば、あなたが病院から自立でき、より元気に楽しい人生を送れるようになります。
それを意識して読んでみてください。
目次
現代医療はなぜ慢性的な病気を防げないのか?
西洋医学は元々が戦場で兵士を生かすために研究されてきた医学です。
病気を治すものではなくて、症状をなくし、命をなんとか長らえさせるために培われた知識や技術なんですね。
だから、ここぞという救命の現場では非常に効果を発揮します。
交通事故で激しい怪我をして内臓も損傷していたり、心肺停止になったときに蘇生をしたり、アナフィラキシーなどで呼吸できない状態になっているのを薬の力ですぐに緩和することで命を取り留めることができます。
だから、西洋医学も悪いモノではないんです。
時と場合によって必要なコトが変わるだけですね。
現代医療、西洋医学の不得手な分野とは?
西洋医学の不得手な分野があります。
それが、慢性的な病気、生活習慣病と括られているガン(悪性新生物)、心筋梗塞、脳こうそくなどの血管疾患、糖尿病などになる前の予備軍の状態ですね。
そこが、現代医療の不得手なところなんです。
もちろん、実際に脳こうそくなどになって血管が詰まったり、切れちゃったりしたら、できるだけ早く手術をして血を止めて、危機的な状態を改善することが必要です。
命をとどめる為に、まずは救命ですよね。
ただ、血圧が異常に高かったり、血糖値のコントロールができなかったり、体のどこかにガンがみつかったりしたときに、それを薬で対処するのは少し考えモノです。
というのも、薬は症状を抑えるためのものであって、体を本来の健康な状態に戻すものではないからです。
高血圧という分かりやすい事例、血圧が高くなるのは必要だから
高血圧など分かりやすいです。
血圧が高くなるのは必要性があって高くなるわけで、その人の体からしてみれば血圧が高い方が自然なんです。
例えば、年齢を重ねると細胞内の水分率が減ります。
赤ちゃんはハリのある肌をしていますが、お年寄りはお肌にシワが出てきますよね。
これは、体の細胞を占めるお水の割合が減ってくるからなんです。
それによって、お肌や細胞の弾力性は減ってきます。
血液が流れる管、血管も細胞ですから、若ければ弾力性が高く、心臓というポンプがドクンと拍動すればスムーズに血液が流れます。
ですが、年をとって血管の弾力性が低下していれば、体の隅々まで血液を送るため、血圧を高くする必要が出てきますよね。
他にも血圧が高くなる原因は次のようなものがあります。
看護師の教科書でも書かれている内容ですね。
血圧を決める5つの要因
血圧を決める要因、具体的にみると5つあります。
- 心拍出量・・・心臓から一回の拍動で送り出される血液の量、多いと血圧が高くなる。
- 末梢血管抵抗・・・末梢血管の抵抗、抵抗が高まると流れにくくなるので血圧が高くなる。
- 循環血液量・・・体の中にある血液の量、多ければ多いほど血圧が高くなる、出血多量など本来の血液量が減ってしまうと血圧も下がる。
- 血液の粘着度・・・血液そのものの状態、サラサラ血、ドロドロ血などと言われるが粘着度が高くなると血圧が高くなる。
- 大動脈の弾力・・・心臓から体全体に送り出す大動脈の弾力がなくなると血液が流れにくくなるので血圧が高くなる。
今お話ししているのは、上の2と5の話です。
弾力性がなくなった血管は少し硬くなるので、ドクンではなく、ドックンと少し力強く拍動しなければ体全体まで血液を流せなくなるわけです。
だから、年を取ると必然的に血圧が高くなりやすくなるんですね。
細胞内の水分率は若さと直接かかわってきますから、お水大事です。この水の秘密も知っておいてください。
血圧を無理やり薬で下げると体はどうなるの?
さてさて、年を取れば必然的に血圧は上がるわけですが、それを薬によって無理やり抑えたらどうでしょうか?
体全体に血液が流れにくくなります。
特に頭、脳が重要ですよね。
僕らは日中は地面に向かって鉛直に立って活動しています。
重力の影響を受けているので、血液を下に流すよりも上に流す方が力がいるわけです。
特に脳は酸素も含めたエネルギーを最も消費する臓器です。だから、足の先よりも、心臓に近い位置にあるわけですね。
赤血球によって酸素が運搬されている血液をしっかりと脳に流すためにある程度の血圧が必要になります。
その必要な血圧を薬によって抑えてしまえば、どうなりますか?
血液が体全体を巡りにくくなってしまいます。
血管の抵抗はあるのに、血圧はその抵抗に負けて血液を体の隅々まで送れない。
ということは脳にも十分な血液や酸素が届いていないかもしれません。
あれれ?
脳って記憶を司っている器官でもありますよね。
脳に酸素が流れにくくなれば、物忘れが激しくなりそうな気がしませんか?
老人性痴呆・認知症の原因って何なんでしょうか?
もちろん、総合的に見て、生体電流の不活性など、他にも原因はあります。
ですが、必要な血圧を無理やり下げると脳の機能が低下しても不思議じゃないですよね。
認知症の原因は脳機能の低下、血流はどうなってるの?
今の医学は、効きなれない小難しい言葉を使って、微に入り細を穿った話をすることが多いです。
素人には分かりません。
これが、権威が作られる原因です、専門家にしか分かりません。
私には難しいのでお任せします、となりますよね。
例えば、認知症の話。
認知症の薬といえば、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬という分類になりますが、アセチルコリンエステラーゼなんて一般人で分かる人いますか?
アセチルコリンという神経伝達物質があって、それを分解する酵素がアセチルコリンエステラーゼです。「ラーゼ」と語尾につくのは大体が酵素ですね。
アセチルコリンは副交感神経が優位になってリラックスしているときに出ている神経伝達物質です。
アセチルコリンが分解されるのを邪魔していれば、アセチルコリンが増えてリラックスできて神経伝達が活発になり脳の機能も戻るんじゃないの?
というのが超ザックリした作用機序です。
僕も専門ではないので、詳しく知りたい人は自分で調べてみてください。
でも、こんなこと、一般の人が分かるわけありませんし、そもそも、日常で使うことがありません。
もっと大きなところを意識したいです。
あと、できれば、ケムトレイルやアルミの害についても知っておいてください。
血圧がなければ脳の血流は減る、それによって機能低下する環境がつくられる
血液が十分に流れていなければ、脳細胞を酸素で十分に栄養することもできませんし、不要な物質を血液に乗せて排出することもできません。
つまり、血圧が十分でなければ、神経伝達物質であるアセチルコリンが増えにくい環境になってしまうことが考えられませんか?
必要な血圧を薬で下げて、その結果、脳に血液が流れにくくなり、神経伝達物質も出にくくなる。
じゃあ、薬で神経伝達物質が分解されて減るのを防いで、量を増やす方向にしましょう、ってのが今の医学です。
対症療法です。
根本的な解決ではありません。
いやいや、それよりも血圧を戻して、血液ギュンギュン巡る環境を作ろうよ、ってことです。
ピロリ菌も必要?胃がんを避けて、大腸がんになる
上記は、分かりやすいので血圧の話をしましたが、慢性的な病気に対する西洋医学の取り組みというのはこういう理屈なんです。
胃がんの原因がピロリ菌だとすれば、ピロリ菌を除去すれば良いって話になります。
善悪的な二元論ですよね。
でも、ピロリ菌が胃にいるのも必要性があっているわけです。
口から肛門まで消化管は一つながりなので、必要性があって胃に存在しているピロリ菌を勝手にとっちゃえば、他のところに問題が起こりやすくなりませんかね?
最近では、ピロリ菌を除去すると胃がんのリスクは減るけど、大腸がんのリスクが増えることがわかってきています。
ピロリ菌は胃の中で、不要な物質が腸に届くのを防いでくれていると考えることができます。
ピロリ菌、ありがたいやつじゃないですか。
尻尾がついてて可愛いですよ(笑)
写真はこちら。ヘリコバクターピロリの電子顕微鏡の写真です。
ピロリンって呼ぶと可愛く思えます(笑)
でも、ピロリンが増えすぎると胃がんになってしまう。
じゃあどうしたら良いのか?
原因を除去するには環境から整えること
ピロリン(ピロリ菌のこと)が増えなければいけない環境を変えるしかないわけです。
小食にしてよく噛んでモノを食べて、市販の歯磨き粉を使わない、呼吸を深くする。
これつまり、唾液を出す方法です。
唾液をしっかり出して口腔内を整えてあげれば、上から降りてくるその不要な物質を胃でピロリ菌が防がなくても良い環境ができます。
マルンガイ(モリンガの原産原種)に大量に含まれているGABAも唾液分泌を促進してくれるのでおススメです。
しかし現在、ピロリン(ピロリ菌のこと)の検査と除去が流行っているので、病院や検査機関では、良いお金になります。
日本人の死因第一位を長年死守しているガンを減らすという大義名分も掲げられます。
だから、日本では新聞やテレビのマスメディアに流れないですし、お医者さんも習わないんです。
僕も、かなりお金と時間を使ってこういった情報を得ています。
本当に興味がある人には、変態的な専門家(笑)を紹介しますので教えてください。
そんな日本で病気にならず、健康を高めながら生きていくには
今までに、慢性的な病気やその予備軍の状態では、西洋医学の薬を使ったアプローチや概念そのものが効果的ではないという話をしてきました。
誰もかれもが、体調を崩せば、治してほしいと病院に行き、お医者さんに頼るのが現状です。
どうやれば、病気にならず自身の健康を高めていけるのか考えてください。
今回の内容からお伝えするのは、2つです。
自然を理解して、積極的に自分から情報を取りに行く
- 自然を理解して、ありのままを受け入れる。
- 情報は自分から探しに行って、1つの観方にとらわれない。
今の医療では薬物療法に偏重しているので、ある病気の予防をすることで、慢性的な病気が作られたり、他の重篤な病気になってしまう可能性が高いです。
健康に気を付ける人ほど、病気になる社会の原因
どうして、人の健康を願い、生命を尊重するはずの医療がこんな状況になってしまっているのでしょうか?
それは、ありのままを受け入れることができずに、見た目や分かりやすいことだけを重要視し、専門家に依存する生き方ではないですか?
そういう風に仕組まれた社会、そして、それを変だな、おかしいなと思いながらも見過ごしてきた僕たちに責任があります。
未来も今のままで良いと思いますか?
僕は嫌です。
誰もが健康で、自分の才能を発揮して楽しく人生を送れる社会が良いです。
さらに言えば、今働いている医師や看護師、これからなろうとしている人のためにもです。
病気の人の助けになりたい、力になりたいと医師や看護師を目指す人たち、そこで働いている人たちがいます。
効果的でない医療に巻き込まれてマリオネットのように不本意な仕事を続け、そのあとで事実に気づいたときのショックもありますよね。
高いレベルで健康を保ち、誰もが楽しく暮らせる社会
僕も実際、凹みました。
看護師として病院で勤めて、国際協力の現場で保健活動をしました。
そのときに、保健行政に違和感を感じて調べてみて、医療の現状に気が付いてかなり凹みました。
しかしながら、ショックを受けるなら早い方が良いでしょう。
人の健康を高いレベルで保ち、誰もが才能を発揮して楽しく暮らせる社会を作りましょう。そのためにも、目を覚ました人が増えることが大切です。
最近は今の医学に疑問を感じて、自然に沿った治療法を推奨されているお医者さんも増えています。
こちらの記事も読んでもらえれば今回の内容がより腑に落ちて理解できると思います。
西洋医学よりも自然な生き方を大切にしているお医者さん
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自分の体を注意深く観察することは、自然を理解することにもつながります。
あなたの健康の責任をとってくれるのはあなたしかいません。
お医者さんも病院も病気を変わってくれるわけではありません。
自分自身で責任を持って、自立して生きていきたいですね。
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