経済が発展して食がどんどん貧しくなるのはなぜ?
昨日は友人の近藤かこさん主催の「食事堂を楽しむ会」にて、本物を選ぼう食品添加物セミナーを行いました。
いつものように、添加物や化学調味料を使って炭酸ジュースやラーメンスープも作りました。
白くて怪しい粉をスプーンにとって、お湯を入れてかき混ぜるだけ。
参加者の皆さんも眉をひそめて、恐る恐る鼻や口を近づけてみると、「あっ、いい香り!オイシイ!」とよく知った味に感動してくれてました(笑)
そして、今回、グアテマラ―キューバ旅行から帰ってきたばかりということもあり、あちらの食品事情についてもお話しました。
それが、タイトルの「なぜ、グアテマラのフライドチキンが美味いのか?」という話です。
道端で売っているフライドチキンが美味い
9年前に協力隊の活動をしていたときから、グアテマラで好きだった食べ物が道端の屋台で売っているフライドチキン。
鶏肉に小麦粉の衣をつけて油で揚げただけのシンプルなモノ、これが美味しいんですよね。
これに大体、向こうではケチャップやマヨネーズをつけて食べてますが、そのままでもなかなか美味いです。
肉の歯ごたえもあって、旨味もあり、肉自体の油はサッパリしている感じ。
日本のファーストフード、ケン〇ッキーのフライドチキンとかと、2つ並べて食べ比べたことはないので正確には言えませんが、日本で食べてたモノより美味いと個人的に感じてました。
グアテマラのチキンが日本のチキンより美味い、その理由
その理由を一緒に協力隊に参加してた土壌肥料の隊員だった友達と話をしていたんですが、おそらく理由はこれじゃないかと、、、
鶏が、、、
ニワトリが、、、
コケ―!
と、そのまま売られています。
で、このニワトリが〆られて、羽をもがれて、捌かれて、むね肉とモモ肉に分けられ、道端の屋台でフライドチキンになっているんですね。
グアテマラの一般的な鶏の飼育から調理までの流れ
ちなみに、鶏の飼育は、基本平飼い。
一般的に家で柵のある庭に、鶏を放し飼いにしているんですよね。
エサは普通のトウモロコシなどの自然な穀物、遺伝子組み換えでもないでしょう。
そして、餌には抗生剤やホルモン剤なんて入っていません。
しかも、電気がいつでも使えるわけでもないので、鶏を〆たら早めに処理して、調理しないとせっかくのお肉が傷んでしまいます。
もしかしたら、この日の朝に〆られた鶏肉という可能性だってあります。
日本の鶏肉はどうなってる?
例えば、僕らがスーパーで買う鶏肉。
ブラジル産で安いものもよく見かけますよね。
ブラジルなんて日本から最も遠く離れているはずで、輸送コストだってかかるはずなのに、どうして安いのか?
それは、鶏の大量飼育をして、抗生剤や成長ホルモンを使いまくって成長を促進し、病気で死なないように効率化されているからなんですよね。
詳しくは以下のリンクを。
【ヤバイ】ブラジル産の鶏肉は『毒肉』と呼ばれる!なぜブラジル産チキンは安いの?安全性は?
日本は、基本的に僕らが生活しているところでは、どこでも簡単に食べ物を手に入れることができますよね。
水もガスも電気もいつでも使える所がほとんど。
科学技術も発達し、経済も発展した豊かな国なのに、食の事情は逆に貧しくなっていっていないでしょうか?
海外に出て、途上国と呼ばれている国などに行ってみると、衣食住の生活がシンプルで本当に大切なモノが何なのか、改めて考えさせられることが多いです。
彼ら、グアテマラの人たちは日本を発展した国だと尊敬の念を持ってくれていますが、その想いに足るだけの生活が僕らはできているんでしょうか。
本当に大切なモノは何なのか考えていきましょう。
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