昨日、衝撃的なニュースがありました。
先月、ガンで闘病生活をしていると公表したばかりだった山本KID徳郁さんがお亡くなりになりました。
胃がんだったそうです。
ご冥福をお祈りします。
僕自身、それほど格闘技のファンではないんですが、KIDさんが試合をKOで決めたあと、バク宙する姿が超カッコよくて好きでした。
格闘家でありながら体操選手のような身のこなしができるなんて、マジでカッコいい!とテレビの前で興奮してました。
今は、総合格闘技の団体を主催されていたそうですが、才能あるアスリートの早すぎる訃報は本当に残念です。
そして、最近、ガンだった樹木希林さんの訃報もあったばかり。
若いKIDさんの続くガンでの訃報で心配になっている人も多いと思います。
なので、これを読んでいるあなたが、ガンで亡くなることを回避し、ガンになる不安をできるだけ軽減して、安心して人生を楽しむために何をしたら良いか、お伝えしたいと思います。
今回、トレーニングに励むアスリートの人への注意点も書いています。
トレーニングの一般常識のように浸透していることが、ガンのリスクをあげる可能性があることも知っておいてください。
また、ガンで亡くなる場合、ガンそのものよりもガン治療で亡くなるケースもあることを知っておいてください。
まずは、抗がん剤治療について自分で判断できる情報を確認しておいてください。
目次
- 1 樹木希林さんと山本KIDさんの訃報に思う、抗がん剤は避けるべきでは?
- 2 ガンの3大療法とは何か?標準治療を知ろう
- 3 薬剤師や医師も抗がん剤は自分自身に使わない?
- 4 そもそもガンは何なのか?ガンができる必然性を考える
- 5 ガンの原因となるストレスをできるだけ減らす
- 6 過剰検診や予防医療にも要注意、ガンの検査でガンリスクが高まることも
- 7 もし、ガンになったらどうするか?具体的な行動
- 8 最後に
樹木希林さんと山本KIDさんの訃報に思う、抗がん剤は避けるべきでは?
先日、大女優の樹木希林さんの訃報があったばかりなので、どうしても比べてしまいます。
映画「わが母の記」「万引き家族」などで味のある女性を演じた俳優の樹木希林(きき・きりん、本名内田啓子〈うちだ・けいこ〉)さんが、15日死去した。
75歳だった。2005年に乳がんの手術を受け、その後全身にがんがあると公表していた。
朝日新聞デジタルより引用:https://www.asahi.com/articles/ASL9J5W7FL9JUCLV009.html
希林さんは2005年に乳がんの手術をされてから、その後、全身に転移していると公表されたあと、昨日、2018年9月15日に亡くなられました。
享年75歳だったので、少なくとも、ガンを公表した2005年から2018年まで、62歳からの13年間はガンと一緒に生活されて、仕事もされていたんですよね。
ネットで調べた情報で申し訳ありませんが、希林さんは、抗がん剤治療は選択されてなかったそうです。
これについては、情報の信頼性がどこまであるのか分かりませんので、出典はあげられません。
あなた自身で調べてみてください。
抗がん剤の臨床試験はガン細胞が縮小するかどうか?患者の延命率は関係ない
ただ、抗がん剤の臨床試験というのは、ガン細胞が小さくなるかどうかが重要で、その後の患者さんの余命が伸びるかどうか、患者のQOLが高まるかどうかは関係ないんですね。
こちらは、抗がん剤治療のリスクをよく話されている近藤誠医師の書籍からの引用です。
新抗がん剤の第2相試験で、「有効」とされる指標が、驚くべき低水準なのだ。①がんの大きさが3分の2になる。②その縮小が、1か月持続した。③右の1と2の該当者が、全被験者の10パーセントから20パーセント。
このように「抗がん剤が有効」とは、患者の寿命が延びることを意味しない。
「患者の20パーセントのがんが3分の2ほどに縮小して、その後1か月継続」すれば、有効と判定される。
2か月目に薬の副作用で死亡しても、その患者は「有効」グループに入ったままなのだ。
だから、ガンは小さくなったけど、患者さんは亡くなってしまうということが往々にしてあります。
僕は山本KIDさんのガン治療の内容がどうだったのかは分かりませんが、これだけ早くに亡くなられたことを考えると抗がん剤治療を選択されていた可能性が高いのではないかと思います。
ガンは細胞の新陳代謝が早ければ早いほど、大きくなりやすいので、若い人と高齢の人とで大きくなるスピードはもちろん違います。
だから、お年寄りの方が子どもや若い人よりも、ガンになったとしても長く生きられるのは必然なのですが、2年と13年では、それ以上の違いがあると思いませんか?
ガンの3大療法とは何か?標準治療を知ろう
抗がん剤治療については、よくよく検討するべきだと思います。
他に病院での選択肢にどのようなモノがあるのかも知っておきましょう。
ガンの治療において、現代医療でスタンダードなモノは標準治療、三大療法と言われてるものがあります。
それが、こちら。
- 抗がん剤・・・化学療法、ガン細胞を殺す毒性の高い薬剤を内服もしくは点滴する。主にそれぞれのガンでプロトコル(投薬薬剤やスケジュール)が決まっている。医師の診断によって調整することもある。正常細胞も薬の影響でダメージを受け、副作用が強い。
- 外科手術・・・ガン細胞を手技的に摘出する。ガン細胞を取り除く治療、内視鏡でできたりもする。ガンが小さいときや血管への浸潤、転移がない状態などは適応となることが多い。
- 放射線照射・・・ガン細胞に向けて放射線を照射して焼き切る。副作用は局所的だが、皮膚や粘膜障害が強い。また、生殖細胞へのダメージもある。
一般的な病院でガン治療をするとなると、基本的に上記3つのどれか、もしくは組み合わせて治療をされることが多いです。
発見された段階で小さい物であれば、全部摘出を目的にして、手術。
手術するのに大きいので、抗がん剤を投与したり、放射線照射をしてガン細胞を小さくしてから、摘出という選択肢もあります。
ガンは部位や腫瘍の種類によって、薬剤の方が反応が強いか、放射線によく反応するか、ということもあります。
なので、ガンの細胞診(生検)をして、その細胞の性質を確認してから、病院の医師は治療法を決定していきます。
この中で、最も考えたいのは、抗がん剤です。
僕も抗がん剤治療中の患者さんの看護をしたことがありますが、本当に苦しいものです。
髪の毛は抜ける、口の中全部口内炎になる、食欲はわかないし、気持ちが悪くて何度も吐いてしまう。
体がだるくてベッドから起きられないこともあります。
そして、元々抗がん剤は、劇薬や毒薬に認定されている薬なので肝臓や腎臓に多大な負担をかけます。
そのため、肌の色がくすんできて、肝障害が出てくれば、皮膚が黄色っぽくなり、見る見るうちに病人の様相になっていきます。
最近は、副作用が弱い抗がん剤などもあると思いますが、ほとんどの抗がん剤治療はそういうものです。
※僕の考え。白血病やガンの中には、抗がん剤に反応性が高いモノもあるので絶対否定ではありませんが、多くのガンでは治癒する可能性よりも健康を害して亡くなってしまうリスクが高いと考えています。
もし、あなたがガンになったときはご自分で情報を精査して、納得できる選択をされることをお勧めします。
抗がん剤治療に関わる現場の医療者は抗がん剤はやりたくないと思ってる
看護師として働いていた当時から、僕ががんになったら抗がん剤はやらないと思っていましたが、周りの医師達も「やりたくない」と言っていました。
自分でもやりたくないことを、患者さんにやらざるを得ないのが、今の病院です。
製薬会社、医師会、学閥や医局制度、研究科研費、病院経営、政治、医学教育の洗脳、患者の無知と依存、複雑な力が働いて、現代医療の環境が出来上がっています。
薬剤師や医師も抗がん剤は自分自身に使わない?
これまた、引用になりますが、看護師資格の僕が言うよりも、医師や薬剤師の方の発言の方が分かりやすく、リアリティが高いので記事を引用させてもらいます。
こちらは、薬を使わない薬剤師として有名な宇田川久美子さんの記事です。
抗がん剤の原材料、化学式が何であるのかも解説してくれています。重要な部分です。
なぜ多くの医師は、自身ががんになると抗がん剤を使わないのか?
世界で初めて開発された抗がん剤は、マスタードガスから生まれました。
第一次世界大戦で使用された毒ガス、マスタードガス(イペリットとも呼ばれる)に、細胞分裂を抑える機能があることがわかりました。
第二次世界大戦中には研究が進み、マスタードガスの誘導体のナイトロジェンマスタードが初めて抗がん剤として使われました。
ナイトロジェンマスタードを改良したシクロフォスファミド(商品名:エンドキサン)は、がん細胞に対する殺傷力も高い半面、正常な細胞に与えるダメージも大きく、抗がん剤のなかでも副作用の強い薬として知られています。
それにもかかわらず、現在でも代表的な抗がん剤として多くのがん患者に使われています。
人を殺傷するために使われたものをがん治療に使用するとは、なんとも皮肉な話です。
2015年11月、世界保健機関(WHO)は「がんの原因となる116種類の要因」を公式に発表しました。
そこには、「喫煙」「紫外線」「エックス線・ガンマ線」「アスベスト」「加工肉」などが列挙されていますが、なんとシクロフォスファミドをはじめとした多くの「抗がん剤」も含まれていたのです。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2017/01/post_17803.html
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このように、抗がん剤がどんな物質なのか、改めて医療を利用する個人一人一人が知らなければいけません。
宇田川久美子さんは、こういう本も出されています。
そもそもガンは何なのか?ガンができる必然性を考える
僕は、自分がガンになったとしても3大療法はやらない予定です。
というのも、その考えの根っことして、ガンは必要だから体の中に生まれると考えているからです。
つまり、ガン細胞ができなければ、もっと早くに死んでいる可能性があるのではないか?という考えです。
ガンができるのも、肉体の自然な反応だとみれば、それは風邪をひいて高熱が出たり、足首をひねって足が腫れたり、火傷をしたらそこに火ぶくれ(水泡)ができたりするのと同じ免疫反応の1つだと思えるからです。
高熱が出るのは、異物であるウイルスや菌を殺して、元の状態に戻すため。
足首をひねってそこが腫れるのは、炎症を起こして血小板や間質液などを集めて治癒を促進するため。
火傷をしたときに、水泡ができるのは、血液の中の血球を除いた液体の成分である血漿がそこに溜まるため、これにも患部の治癒を促す効果があると考えられます。
最近は、擦過傷や火傷は保存療法といって、傷が感染していなければ、閉鎖環境を作った方が傷の治りが早くきれいに治るとされていますよね。
症状こそが治癒のプロセス、病気は健康に戻るための体の反応
これは、症状こそが治癒のプロセスで、体を元の健康な状態に戻すために必要だからだと考えてるからです。
この観方をすると、ガンについても切除したり、薬で無理やり小さくしたり、放射線で焼き切ったりする敵ではなく、自分の体の調子を整えるために存在する大切なパートナーだと考えることができませんか?
そう考えると、ガンができたときに、ガンに対して「ありがとう」と感謝することができますよね。
また、ガン細胞は健康な人でも日常的にできることがわかっています。
その異常なガン細胞はリンパ球の働きでなくなっていくわけですが、病院で診断されるときは、それがなくならずに恒常的に大きくなっていく状態と考えられるわけです。
もしかすると、ガン細胞が大きくならざるを得ない体内環境があるからかもしれません。
ガン細胞は血液の浄化装置では?
東洋医学のある考え方では、ガン細胞は血液をきれいにする浄化装置と言われています。
血液中に不純物が多くて血液が汚れていたり、ストレス過多で酸性に傾き過ぎてしまっていると、その過酷な体内環境に耐えるために正常な細胞ががん化して、適応していくというロジックです。
これはあながち間違いとも思えません。
何故なら、ガン細胞は体内の中で最も酸性(体内の不純物・ゴミを引き受けている)であり、低酸素化でも活動している(他の細胞の酸素摂取を妨げない)などの特性があるからです。
ガン細胞はまさに過酷な体内環境化で生きるための免疫反応の1つだと考えられます。
この考え方でいけば、血液中の不純物を排毒して、血液をストレスフリーな中性に戻すことを意識的にしていけば、ガン細胞はその必要性がなくなるので小さくなる、もしくは不要になって消えると考えられます。
そのため、ガンになったときどうするかと言えば、ガンができる必要があった環境を変えていくことが望まれます。
つまり、ガンができる原因と言われていることを、できるだけ少なくする。
自分が置かれている環境を変えるわけです。
ガンの原因となるストレスをできるだけ減らす
ガンの原因はまとめて言えば、ストレスです。
その中でも一番は心因的なストレスだと考えられますが、僕らが日々接している物質についても発がんリスクが高いものが多々あります。
箇条書きに列記していきます。
- 心理的ストレス
- 放射線、放射性物質
- 電磁波
- 発がん性のある化学物質、香料や調味料、化学食品、食品添加物の一部
- 農薬、化学肥料、硝酸態窒素
- 遺伝子組み換え作物原料の加工食品
- 濃縮・抽出された栄養素や食料品、サプリメントや健康食品も含む
などです。
心理的なストレスがガンを生む
心理的ストレスが一番上にあるのは、意外かもしれませんが、イタリアの医師の研究でも心理的トラウマがガンができる部位に関連していて、トラウマを解消することでガンが小さくなったという研究結果もあるそうです。
上記は、苫米地英人さんの教材で聞いた内容です。
他にも、色々な説があります。
例えば、ガンが発症するのは9~12年前の多大なるストレス、3日3晩苦しくて眠れないようなストレスが影響していると言う研究者もいます。
その当時のストレスの原因を自覚することで、ガンが小さくなったり消えることもあるそうです。
こういう話をすると、エビデンス(科学的根拠)がないとか、オカルト、スピリチュアルだと批判されます。
ですが、そういう人は参考事例を知らなかったり、医学の偏った世界にハマってしまって視野が狭くなってる傾向もあります。
僕は、治療をせずにガンが治癒した人を知っていて、直接話を聴いたこともあるので、十分に可能性がある話だと考えています。
次に、日常的に避けられる発がん性のあるモノについて考えていきましょう。
放射線はできるだけ避けるべき、線量の高い地域からは離れる
放射線について、日本はチェルノブイリよりも深刻な状況です。
未だに福島第一原発の汚染水の漏出は制御できていません。
2015年には、白血病を発症した元原発作業員の方に労災認定が下りています。
また、先日の2018年9月4日は、元原発作業員の方で肺がんで亡くなった方へも労災認定がおりました。
東京電力福島第一原発事故の作業で被曝(ひばく)した後に肺がんで死亡した50代の男性について、厚生労働省は4日、労災を認定したと発表した。
事故対応にあたった作業員が被曝によるがんで労災認定されたのは5人目。肺がんでは初めてで、亡くなったケースの認定も初めてとなった。
日本で生活するにおいて、ガンのリスクを考えるとき、被ばくする放射線量を避けては通れません。
できるだけ、外部被ばくを避けるために線量の高い地域には行かない、内部被ばくを避けるために線量の高い地域でとれる食物を食べないことが理想です。
日本全国、放射線は以前より高くなっている
しかしながら、先日、韓国の原子力発電所でも重水漏れがあり、現場の作業員29人が被ばくするという事故が起きています。
日本では国際問題になるからか、全くニュースに取り上げられたり調査をされている様子はありません。
これで、西日本の日本海などもかなり線量が高くなっている可能性もあります。
放射線の発がん影響は細胞の代謝周期と関係していますから、お年寄りよりも子どもや若い人の方がより強く影響を受けます。
最近、30代40代のガンが増えている原因は、日常的に被ばくする放射線量の増加もその理由の1つと考えられます。
線量が高い地域の食べ物も全国に輸送されているので、放射線に対してはデトックスを意識しながら、できるだけ影響を受けない体づくりをしていく必要があります。
健康な細胞膜を作る意識は常に持っておきたいです。
細胞膜についての関連記事
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日本では黙認されている電磁波の危険と対策
日本で、あまり言われないのが電磁波の影響です。
携帯電話や新幹線、また医療機器の放射線被ばくもかなりあります。
日本で電磁波の健康リスクについて言及されないのは、マスコミの大手スポンサーが携帯電話会社だからでしょう。
また、新幹線やリニアモーターカーも日本の国策なので、困るでしょう。
不利益を被る情報が出ないように検閲されていることが想像できます。
電磁波対策の基本は発信源から距離をとること
電磁波の影響はその発信源からの距離に反比例するので、発信源となるモノから距離を置くのが最も重要な考え方です。
例えば、高圧電線の近くに住んでいると発がんリスクが高くなります。
高圧電線の下に田畑がある場合、そこの作物は通常よりも大きくなりがちです。
これは、電磁波の影響を受けて、細胞が細胞核を電磁波から防御するために異常成長しているとも考えられます。
人間でいえば、ガン細胞が増えている段階でしょう。
日常的によく使う携帯電話、通話はイヤホンかスピーカーモード、4Gよりもwifiを利用する
僕らが日常的に最も接しているのは、携帯電話だと思います。
携帯電話で通話するときもできるだけ、距離を離して通話するのが良いです。
長時間話すときはできるだけイヤホンを使って本体から距離をとって話しましょう。
他の人の迷惑にならなければスピーカーモードで話すのもありです。
また、wifiの電波は携帯の4Gよりも、電圧が低くて影響は少ないため、飛行機モードにしてwifiを用いて、LINEやメッセンジャーなどで通話する方が影響は少なくなります。
意外と知られていませんが、機内モードでもwifiをオンにすれば使えます。
電磁波を吸収する金属はできるだけ身に付けない
電磁波が日常的に空間を飛んでいるので、それを吸収する金属を身に付けない方が良いです。
専門家に話を聞くと、今の4Gの周波数帯は、金属のネックレスやブレスレット、腕時計、眼鏡の金属フレームなどの長さと同じ周波数帯だそうです。
そのため、金属製のモノを身に付けていると、電磁波を常に体に吸収してしまっていることになります。
例えば、乳がんは金属製のワイヤーブラを着けている人と、そうでない人とで21倍罹患率(ガンになる人の割合)が変わるそうです。
昔は、十年前でも今ほど電磁波は飛んでいませんでしたから、現代社会の氣をつけることとして常に意識しておきたいです。
金属フレームの眼鏡に関しては、白内障や緑内障の原因になるそうです。
プラスチックや自然素材のフレームの方が良さそうですね。
発がん性のある食べ物、不自然なモノを避ける
あとは、日常的に食べる食べ物飲み物になります。
僕も安部司さんの加工食品診断士の講座で、嫌というほど現実を教わりましたが、今の食品業界の裏側はすさまじいです。
食品添加物や化学調味料はできるだけ少なく
長持ちさせて、味を強くして、見た目を良くして、簡単便利にする。
そのために、着色料、香料、調味料、保存料、増粘剤、日持ち向上剤、他にも様々な化学物質が使われまくっています。
そのなかには、発がん性があるものもわかっています。
石油系の着色料やクロロプロパノールなど加工中に発生してしまう成分もあります。
1つの化学物質は動物実験をしてそれなりの期間テストされますが、数十年といった長期間の試験はされることはありません。
さらに、複数の化学物質が体内でどんな反応を起こすかも分かっていないんですね。
なので、現段階では発がん性が認められないけども、数年先には手のひらを反して発がん物質だと認定されることがあります。
アカネ色素の前例が有名です。
ちなみに、過去にその発がん性物質を使っていたことに対して、謝罪や罰則などもありません。
翌年度から、発がん性物質として定められて「使えない」と関係各所にお達しがされるだけです。
自分や家族の身は自分で守るしかないんですね。
遺伝子組み換え食品の発がん性、モンサントの臨床試験は3ヵ月まで
不自然な食べ物の代表として、遺伝子組み換え作物があります。
遺伝子組み換えの代表企業であるモンサント(今年バイエル薬品に買収されました)は、遺伝子組み換え作物の発がんリスクはないとラットの試験で発表していますが、その治験の期間は短く3ヵ月未満だそうです。
こちらは、フランス政府が命じて遺伝子組み換え作物を治験させた結果、発がんの関連性があったという結果です。
【2012年9月21日 AFP】フランス政府は19日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシと発がんの関連性がマウス実験で示されたとして、保健衛生当局に調査を要請した。欧州連合(EU)圏内での遺伝子組み換えトウモロコシ取引が一時的に停止される可能性も出ている。
引用:GMトウモロコシと発がん性に関連、マウス実験 仏政府が調査要請 http://www.afpbb.com/articles/-/2902178
引用先には、腫瘍ができているマウスの写真が掲載されてます。
ちょいグロなので注意。
ヨーロッパは遺伝子組み換え作物に対して、かなり規制を設けています。
世界で、最も輸入しているのは日本です。
加工食品の原材料が遺伝子組み換え作物だったり、化学調味料や食品添加物にも遺伝子組み換えバクテリアや昆虫が使われていたりします。
生物由来とは言っても、遺伝子組み換え作物は本来自然界には存在しないモノなので、極力避ける方がベターですね。
今後、TPPが批准され、原材料表示では遺伝子組み換え作物が使われているかどうか分からなくなってくる可能性が高いです。
原材料や製造方法、食のトレーサビリティ(追跡)が重要になってくるのは間違いありません。
人となりが分かっていて、顔を知っている人のところで、食品を買うことが良いかもしれませんね。
健康食品やトレーニング用のサプリも要注意
いくら日本だといっても、遺伝子組み換え作物は、そのままでは入ってきません。
遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシ、その他の作物に関してもそれをそのまま食べるのはさすがに嫌悪感が出てきます。
なので、基本的に加工食品の原材料になっています。
例えば、今やトレーニングする人の必需品とされているプロテインにも大豆由来のモノは遺伝子組み換え大豆が原料のモノもあるでしょう。
また、牛乳を原料としているホエイプロテインやカゼインプロテイン(これはそのままダメだと思うけど)、この牛の飼料となる穀物が遺伝子組み換えトウモロコシだったりするかもしれません。
また、遺伝子組み換えではなくても、濃縮・抽出をした成分は、体では処理しにくい不自然な物質となってしまいます。
だから、いくら天然原材料100%と謳っていたとしても、その製造方法によって、体にとってメリットがあるのかデメリットになってしまうのか変わってしまうんですね。
そもそも、濃縮・抽出していると体の負担になりますが、特にプロテインなどはアスリートの人は、同じものを長期間摂取するケースが多いので、慎重に選んだ方が良いと思います。
自然な食品だけにするのがベストだと思いますが、それでもプロテインを使用する場合は、使わない期間を設けたり、製品を時々変えた方が良いかと思います。
過剰検診や予防医療にも要注意、ガンの検査でガンリスクが高まることも
あと1つ重要なことがあります。
それは、がん検診を受けることで発がんリスクや、ガンの増大、転移の危険性が高まる可能性があるということです。
胃がんのスクリーニング、バリウム検査よりも胃カメラ
なぜ医師はバリウム検査を受けない?無意味で発がんリスク増大、重大な副作用も
(2016年)3月15日付読売新聞記事によると、英国オックスフォード大グループの調査で、日本人で75歳までにがんになった人のうち、放射線診断によってがんが誘発された人の割合は、3.2%に上るという。
つまり、がん全体の3.2%がレントゲンによる被ばくが原因なのだ。
これは、調査対象の15カ国のうちで最も高い割合だった。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2016/08/post_16493.html Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
上記の例、胃がんの検診でバリウムを飲んでレントゲン撮影をしたり、CT検査を何度もしていたりすると、X線被ばくをしているわけなので、その後のガンの発生率が高まります。
バリウムは元々放射性物質だったものが膨大な時間の経過とともに放射線を放出しなくなった元放射性物質の金属です。
放射線を当てると、その金属に放射線が吸収され、内部から消化管を被ばくさせてしまいます。
つまり、バリウム検査をすることで胃がんや大腸がんのリスクが高まる可能性があるんです。
医師はバリウムではなく内視鏡検査を受けるそうなので、私たちも胃がんのスクリーニング検査を受けるときは内視鏡を選択しましょう。
ピロリ菌の除菌は是か非か?胃がんは減るけど大腸がんは増える?
胃がんのことでいえば、ピロリ菌の除菌が流行っています。
今回、山本KIDさんが胃がんだったこともあり、たくさんの人が関心を持たれると思います。
確かに、ピロリ菌を除菌することで胃がんのリスクが下がることが明らかになっています。
しかし実は、ピロリ菌を除去すると大腸がんのリスクが高くなるという報告もあるそうです。
悪いモノを除去すれば良いと考えるのはシンプルですが、ガンの話でも述べたように全ては必然性があるはずです。
ガンもピロリ菌もそこに存在する必要があるからこそ、そこにあるわけです。
ピロリ菌も必要があって胃の中に存在しているのかもしれません。
ピロリ菌は体を守る味方という見方
胃から肛門まで消化管は一つながりなので、上部から下部に向けて流れがあります。
1つの説ですが、口腔内の歯周病菌を胃の中で処理しているのがピロリ菌だという説があります。
そのため、ピロリ菌を除去してしまうと、歯周病菌が胃を通り過ぎて腸にまで到達し、大腸がんのリスクが高くなると考えられるんです。
この説からいくと、歯周病菌を胃でブロックしてくれているのがピロリ菌。
しかし、そのピロリ菌が多すぎると胃がんを招く危険性が高まるということです。
つまり、根本的な原因はピロリ菌ではなく、口腔内の歯周病菌です。
そのため、胃がんの予防で最も大事なのは、歯周病菌を少なくすること。
口の中の清潔を保つ、唾液をよく分泌させることなどが重要になってきます。
お腹を空かせてからご飯を食べる、よく噛んで食べるだけでも唾液の分泌は増えますよね。
それほど、難しいことではありません。
西洋医学では、病気や症状を敵として克服することを目的としています。
しかし、本来それらも全て必要があって生まれたモノです。
それが存在する環境を変えることが根本的な解決になると思えませんか?
乳がん検診におけるマンモグラフィーは有効か?
また、海外の論文ですが、乳がん検診におけるマンモグラフィーの有効性を考えさせられる論文もあります。
マンモグラフィ検診は過剰診断を増やすが、死亡率への寄与は小さい?
マンモグラフィ検診の登場後、小サイズ腫瘍(2cm以下または非浸潤性)の割合は36%から68%に増加した。この変化は大腫瘍の発見減少よりも(10万人あたり30件減)、小腫瘍の増加(162件増)によるところが大きかった。
差し引き132件は過剰診断の可能性があるほか、T2以上腫瘍での死亡率低下からは乳がん死亡率の少なくとも2/3は治療法の改善によるものと示唆された。
引用:メディカルオンライン http://www.medicalonline.jp/news.php?t=review&m=oncology&date=201610&file=20161017-NEJM-375-1438-G.csv
これ、難しく感じますが、簡単にいえば、マンモグラフィで乳がんと診断されたガンは、元々ガンではなかった可能性があるものがあるということです(ややこしい)。
また、一定サイズ以上の乳がんの死亡率低下はマンモグラフィによる早期発見が寄与しているわけではなく、治療法の改善だったと考えられると述べられています。
つまり、マンモグラフィを行うと、放射線被ばくした上に、ガンではなくてもガンだと診断される可能性があり、もし、それでガンが発見されたとしても治療効果には関係ないという悲惨なことになります。
ならば、マンモグラフィ検査をするよりもしない方がメリットが大きいということになりますよね。
まさに、過剰診断です。
もし、ガンになったらどうするか?具体的な行動
以上のコトを踏まえたうえで、もし、僕がガンになったらどうするか?をお伝えしておきたいと思います。
もし、ガンの不安が強かったり悩まれているとしたら、読んでみて興味が湧けば、できることからやってみてください。
まずは、自分が一番心理的ストレスを感じていることから離れます。
自身の心理的ストレスをまず最初にケアする
恐らく、生活の中でもっとも長い時間触れていることだと思うので、仕事だったり、家庭での人間関係だったりするかもしれません。
自分の毎日のスケジュールを考えてみて、最も使っている時間が長いことが何かを確認します。
それがストレス源で合った場合は速やかに離れたいです。
仕事上で超ストレスを感じていれば、辞めるようにしますし、家庭内の人間関係であれば、訳を話して、一人で考えさせてもらう時間をとります。
それをしながら、自分自身に9年~12年前に多大なストレスを受けたことがあったかどうかを確認します。
このとき、自分と向き合うのに少しコツがあります。
何が嫌だったのか、どうしてそれが嫌だったのか、5W1Hにそって、掘り下げて自分の中の嫌だと感じた原因を探っていきます。
これは、ガンなどの病気だけではなくて、今目の前に起こっている嫌な出来事、ちょっとしたことでもやると変化があります。
上手くやるには、慣れが必要です。
落ち着いて自分の内面と向き合える環境を作り、それをやったあとに、生活の中で、今までに述べたガンのリスクがあるモノを極力少なくしていきます。
不自然な食べ物、放射線、電磁波、などをできるだけ少なくしていきます。
完全に行うことは難しいので、できるときにできるだけ、という気持ちでやっていきます。
ガンが好む体質(生理的条件)をできるだけ変える
また、ガン細胞が好む体質(生理的条件)があるので、それをできるだけ変えていきます。
分かりやすいところで、以下の4つです。
- 低体温
- 低酸素
- 糖質過剰
- 過剰なストレス
過剰なストレスについては、心理的な部分なのですでにお伝えしていますね。
低体温と低酸素状態の改善が大事です。
低体温を改善しよう、温熱療法と砂糖を避ける
ガンは35℃で増殖し、37℃~38℃で縮小していく性質があるので、低温サウナや岩盤浴、よもぎ蒸しなど、無理せず体を温めて排毒できるものをやっていきます。
砂糖は体温を下げるので、できるだけ控えます。
砂糖に関しての関連記事
砂糖は控えたうえで、過剰な糖質はビール酵母に食べてもらう
そして、ガンは糖質を好むので、砂糖を極力とらず、ビール酵母に不要な糖質を食べてもらうために銀河高原ビールのヴァイツェンを1日1本飲むようにします。
日本で唯一、缶ビールでビール酵母が活きているビールです。
味もフルーティで好きです。
最大酸素摂取量を高めるために適度に運動しよう
また、酸素を体が摂り入れる機能を高めるために、できる範囲で運動をしていきます。
軽いウォーキング、ジョギング、水泳、気功やヨガ、太極拳など、何でも良いです。
1日30分程度でやると思います。
食事はお腹が空くまで待ってから、ミネラルなどの栄養素も補給
そして、食事はお腹が空いたときにだけ、質の良い物を食べるようにします。
お腹が空いたときに、自分が食べたいモノを買いに行って、調理して、食べるようにします。
仕事などで調理ができない場合は、お腹が空くまで食べ物を買わないことを徹底します。
ご飯と味噌汁を基本にしますが、食べたいモノがある場合は油物やお肉も食べます。
また、有機ミネラルを摂取し、細胞膜を強くして、化学物質を排毒するために、マルンガイ(モリンガ)などの完全オーガニックな高機能なスーパーフードなども摂り入れます(すでに食べていますが)。
今を生きる前提条件と感謝の心
その中で、自分が好きなこと、楽しいこと、充実することを何かしら見つけて、少しずつでもそれに取り組んでいきます。
また、そこから将来やりたいコト、夢のような、心がワクワクすることがあれば、それをどうやって達成するか、現状の制限を外した状態で夢想しながら具体的にしていきます。
あと、今書きながら考えているのですが、子どものころから考えて、お世話になったと感じている人の消息を追跡して、お礼を伝える手紙でも書きたいと思います。
小学校時代の塾の先生、担任の先生、中学校の担任の先生、高校の漢文の先生、大学時代の友人、看護師時代の同僚や師長さん、
協力隊の研修で教わったスペイン語の先生、グアテマラの友人、今仕事で一緒に協力して活動している仲間、などなど。
そして、もう亡くなった親父やお祖母ちゃん、とかですね。
今一緒に暮らしている妻と子どもにも、できるだけの感謝を伝えたいですね。
これだけのことをやってみて症状が改善せずにガンで死ぬなら、それで良いやって満足できそうです。
最後に
日本では、ガンになる人が増えています。
昨年話題になった小林麻央さん、今年の希林さんや山本kidさんのように芸能人有名人で亡くなられる方もいます。
こういうニュースばかりを見ていれば、若い人でもガンになるのが当然、それが自然だから仕方ない、という気持ちになります。
しかし、本来はそうではないですよね。
ガンになって亡くなる野生動物はいません。
人間も本来、自然な生き物ですから、ガンになって死ぬのは、ある意味異常なことです。
それが普通のように見えてしまうのは、現代日本の異常な環境にあります。
放射線、電磁波、薬や化学物質、ストレスフルな労働環境、砂糖の蔓延、こういった社会環境があるからこそ、ガンになって亡くなるのが普通だと思えちゃうんですよね。
しかし、僕らの選択如何によって、こういったリスクを避けて、安心安全な社会を作っていくこともできるはずです。
病気の予防を考えるよりも、自分の人生の楽しみを考えて生きる方が健全です。
誰もが不安なく健康に暮らせて、人本来の能力が存分に引き出される社会。
人生を充実させ実り豊かなモノにする健康を、意識せずとも達成できる環境を作っていきたいですよね。
病気を恐れて予防するのではなく、前向きに人生を楽しむために健康を増進する。
そのために、こういった情報も知っておいてください。
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