今、あなたの目の前にある問題は何ですか?
- 休んでも疲れがとれない。
- 痩せたいのについつい食べすぎちゃう。
- ジョギングやウォーキング、筋トレが続かない。
- なんだかやる気が出ない。
- やらなきゃいけないことに集中できない。
- やろうとすると邪魔が入ってできない。
- やりたいのに時間がとれない。
自分の健康を考えたときに、こういった悩みが出てきますよね。
悩んでるときって、何か問題を抱えていて、その解決策が分からない状態。
もしくは、分かっていても取り組むことができない状態。
こういう悩みがあるときに、コーチングを受けられる方は多いのですが、コーチングでは問題を解決しようとしません。
えっ、問題を解決しないのなら、コーチング意味ないんじゃないの?
と思うかもしれませんが、こう言うのにも訳があります。
今回は、「コーチングでは問題を解決しようとしない」という話をして行きたいと思います。
コーチングってまだまだ認知が低く、知られておりません。
今回の記事を通じて、コーチングのアプローチの1つの方法について知ってもらえれば良いなと思います。
最後まで読んでみてください。
もしあなたが、問題という壁にぶち当たって、八方ふさがりの状態だったとしても、視点が変わって新しいアイデアが見つかり悩みが解消されます。
目次
アインシュタインが残した名言と問題解決
コーチングでは問題を解決しない。
この感覚を知ってもらうのに、分かりやすいのがかの天才アインシュタインの名言です。
いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。
アインシュタイン
違う視点を持てば問題は問題ではなくなる
目の前の問題に集中してしまうと、視点が固定されてしまい柔軟な発想ができなくなります。
そして、今までと同じアプローチしかとれなくなるので、なかなか解決できません。
しかし、目を向ける所を変えれば、違う発想が出てきて、解決策が生まれることがあります。
何事も必要性があって、湧きおこるものなので、その必要がない環境を作れば、問題は問題として存在しなくなる。
そういうことなんです。
具体的な例を話すと、例えば、ダイエットをすると決めた人がいます。
その人はダイエットをするなら、30分はジョギングをしないといけないと思ってます。
でも、仕事が忙しくて30分ジョギングする時間がとれない(と思い込んでいる)。
だから、ずるずると先延ばしになってなかなかダイエットに取り組むことができません。
「運動する時間がない」
という問題をずっと抱えていて、それを解決しようとしているわけですね。
しかし、よく考えてください。
その人の目的はダイエットすることです。
体重を落として、痩せてスッキリした体型になること。
その目的に立ち戻れば、運動しなくても摂取するカロリーを減らせば良いことに氣がつきますよね。
食事の量や回数を減らせば良いんです。
これが、「視点を変えれば問題は問題でなくなる」という例です。
他にも、例えば、血糖値が高いとか、体重が増えすぎているとかで、食事の量を減らしたいと思っている。
でも、ついつい食べちゃったり、甘い物止めれなかったりして、後悔してしまうってことありますよね。
太るぐらいなら問題ないですけど、糖尿病とかでHbA1Cが高かったりすると問題なわけですよ。
特に糖尿病とかで重症化してしまうと、目がみえなくなったり、腎臓に障害が来たり、足の指とか血がめぐらなくなるので、ヤバいんですよね。
「食べ過ぎ」という問題を解決するためにはどうしたら良いか?
じゃあ、食べ過ぎないようにしようとするのが問題解決的な思考パターンです。
問題解決思考ではなく理想追及思考
で、食事制限したり、スイーツ禁止令とかだすわけですが、これは我慢が前提になり非常にストレスがかかる考え方なんです。
それで上手くできればいいのですが、よりスムーズに目標を達成するために違うアプローチをとることがあります。
コーチングのアプローチの一つとして、まず最初に理想をイメージするというのがあります。
「食べ過ぎない」、これが問題解決の意識の向け方なんですけど、コーチングでは理想を追求する意識の向け方を行います。
つまり、「食べ過ぎる」のではなく、「適切な食事をする」という意識の向け方をするわけです。
もちろん、コーチングでも効果的であれば、食べ過ぎの原因を探るコトもあります。
ただ、そういう原因追及をして解決できるものであれば、ほとんどの人はずっと悩んでいません。
今の自分の視点では氣づかないこと、観えないことがあるからこそコーチングを申し込まれるんですね。
コーチングでは、クライアントさんの話をしっかり聞いていくわけなんですけど、中心は問題解決ではなく、理想の在り方を探るものなんです。
理想の在り方のイメージが明確になってくると、その具体的な情報がたくさん出てくるので、より強固に行動が変わり、習慣を創るコトができるんですよね。
問題に目を奪われるのは生存本能によるもの
ただ、僕らって問題が湧いてくるとどうしてもそればっかりに意識を持ってかれる性質があります。
それは、進化の過程で、生き残るために必要だった能力の証です。
本能と思考、ハ虫類脳と人間脳
脳には、呼吸や心臓を動かす指令を出している生命維持の中枢に脳幹という部位があります。
その近くに位置する偏桃体というところ。
ここは、危険を察知して、不安や恐怖を感じる部位なんですね。
は虫類にもこの部位が見られるので、その部分全体を指してハ虫類脳とも言います。
生きていくためには、危険を察知して、そこから一目散に逃げることが大事なんです。
だから、トカゲとか蛇って、人からササッと逃げていきますよね。
それは「ただ生きる」ためには、正解なんですけど、「より良く生きる」ためには不都合だったりするんですね。
人間は大脳が発達して、頭の中にイメージを作り出し、過去を記憶し、未来を予想できるようになりました。
これによって、「今のままでは嫌だ」という変化・成長の欲求も感じるようになったわけです。
だから、ギリシャの哲学者ソクラテスが言うように、「ただ生きるのではなくより良く生きる」という人の理念が語られるようになったわけです。
より良く生きるって、変化すること、成長することなので、自分が変化・成長してしまえば、その問題は問題ではなくなるってことですね。
問題を解決しようとするのではなく、理想を追求して視点を変えることで、個人や組織を変化、成長させる。
それがコーチングのアプローチなんですね。
一度、成長してしまえば、同じ問題を抱えて悩み続けることってなくなりますよね。
よりスムーズに目標を達成することができるようになります。
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