自己肯定感が気になることありますか?
自己肯定感というのは、分かりやすくいえば、「自分のことが好き」、「自分のことを良いなって思える」ことだと思います。
辞書ではこういう定義になっていますね。
自己肯定感
自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語
デジタル大辞泉
この自己肯定感ですが、知識のある人、学歴が高い人ほど悩みます。
その原因は、高い自己評価にあります。
目次
自己肯定感がダダ下がった体験
僕の体験談ですが、過去に自己肯定感がダダ下がりして、自信がズタボロになったときがありました。
振り返れば、何度もあるんですが(笑)、その1つは、受かると思っていた試験に落ちた時です。
小中学生のころから目標にしていた青年海外協力隊の試験、男性看護師は体力的にも必要とされているはず。
赴任する国の募集人材と自分のキャリアがドンピシャであっていたので「落ちるはずがない」、と思い込んでたんですね。
本当に浅はかな自信でした。
で、見事に不合格。
その翌日に友達と雪山でスノーボードをする約束をしてて、山に行ったは良いものの、
とても滑る氣分にならず、雪にうずもれていたのを覚えています。
自信満々で試験の望んでいた分、ショックが大きかったんですよね。
エリートほど自己肯定感で悩んでしまう理由
自分に自信があったり、自己評価が高いのは良いことでもあるのですが、それが裏目にでることもあります。
自己評価が高いと上手くいかないときに自信を失う
なぜかというと、自信満々で自己評価が高いと、自分の能力を高く見積もって、理想も高くなります。
理想が高くなると現実とのギャップも大きくなるので、何かを進めているときに壁にぶち当たって上手くいかないことがあれば、強いショックを受けますよね。
大きな壁を前にして、何をして良いか分からない。
できると思っていたのに、全然できてない。
そう思うと、自己肯定感が下がっちゃいますよね。
例えば、自己評価が低いと、理想も低くなります。
現実を全て受け入れて、「このままで良いや~」と思えるのは、自己評価が低いからかもしれません。
逆説的な話ですが、低い自己評価が自己肯定感につながるコトもあるってことです。
ただ、人間の欲求の1つとして、「変化」や「成長」の欲求もあるので、長い目で見ればどこかで変わりたいと思う瞬間が来るでしょうね。
エリートが新興宗教にハマる理由にもつながる
例えば、オウム真理教に入信した人は、東大卒や大学院卒、法曹関係者などもいました。
こういった高い学歴があっても、世間からかけ離れた論理にハマってしまいます。
何かを失敗したときなど、自己肯定感が低くなった時に、承認されるという体験があったからかもしれません。
理想と現実のギャップが大きいのは悪いことではない
ただ、自己評価が高いことや理想が高いことは悪いことではありません。
自己評価が高ければ、自分がやろうと思ったことを主体性を持って取り組めますよね。
理想が高ければ、今の生活の盲点を外して、新しい発想やアイデアなどが出てきますし、モチベーションにもつながります。
高い自己評価、高い理想を効果的に活用すれば、自己肯定感を高め続けることもできるんです。
自己肯定感を高めるコツは目標設定にある
自己肯定感を高めるコツは目標設定にあります。
理想が高いと、現実とのギャップが大きくなって、壁にぶち当たったときなどに自信を失い、自己肯定感も下がりがちです。
ですが、その高い自己評価や理想で、自己肯定感を感じやすくする方法もあります。
それは、理想・ゴールまでの目標設定を細かく刻んで設定することです。
具体的な目標と細かい目標設定
具体的な目標を決めて、細分化する。
これをすることで、自分が前に進んでいるかどうかを実感できます。
ゴールへの目標を立てるなら、何年後に達成するゴールか?
仮に5年で達成するゴールとしたら、4年後どうなっているか?
3年後は?
2年後は?
1年後、半年後は?
3か月後、1か月後は?
と細かく刻んでいって、具体的な達成可能な目標を設定すると、より前に進んでいる実感を得られるようになります。
自己肯定感が高まるカギ、決めたことを行動して達成する
自己肯定感が高まるカギは、自分で決めたことを行動して達成することです。
なので、目標設定を細分化して、小さな目標を数多く達成していく。
そうすることで自己肯定感が高まっていきます。
目標の設定の仕方については、SMARTゴールを参照にすると良いと思います。
SMARTゴールとは?
SMARTゴールというのは、コーチングでも用いる目標設定の方法です。
S,R,A,R,T,それぞれが単語の頭文字になっています。
以下、内容です。
1. Specific(具体的か)・・・明確かつ具体的であること。
2. Measurble(測定可能か)・・・達成度合いを数字などを使って定量的に表せること。
3. Attainable(達成可能か)・・・ただの願望・空想ではなく実際に達成可能であること。
4. Realistic(現実性)/ Relevant(適切か)・・・現実的でありテーマに関連していること。
5. Timing(時間制約)・・・決められた期限があること。
まとめと裏技
エリートほど自己肯定感に悩みやすい。
それは、高い自己評価、高い理想と現実のギャップが大きくなるからです。
自信があるぶん、失敗したり、上手くいかないときにショックを受けるので、その対策をしておくのがポイントですね。
その1つは、目標設定を細かくやっていくこと。
そうすると、達成感を感じながら高い理想まで行けるようになります。
もし、自己肯定感で悩んでいるときは、今の悩みと得たい結果を具体的にして、目標設定を細かく刻んで作ってみてください。
最初は、達成可能な簡単なモノから始めましょうね。
あと、裏技的な話になりますが、自己評価や自己肯定感など氣にせずに、淡々とやるべきことをやっていくのもおススメです。
こちらも、目標設定を細かく刻んでいくことで、やりやすくなるので良いですね。
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