不老長寿、若返りのカギ。テロメアを伸ばすライフスタイルと食事の秘訣

アンチエイジング、不老長寿の分野で数年前から注目されてるヤツがいます。

テロメアです。

 

最近、僕も気になって色々と調べてみたんですが、基本的にテロメアは伸ばせるようです。

 

細胞が分裂する回数を決めているのがこのテロメアです。

テロメアが短ければ短いほど細胞が分裂できる回数は少なくなるので、テロメアは「命の回数券」とか「命のロウソク」とも呼ばれたりしています。

 

死神が持っている火が灯ってる蝋燭のようなもの、、、

テロメアが短ければ、お前の細胞はもうここで分裂できずに古いまま死んでいくだけだ~、と。

ぎゃー、もう少し伸ばしてください、お願いします!

 

みたいな、やり取りが起こりそうですが、普通に伸びるようです。

 

テロメアが伸びるっていうのを聞くと、

「なんだそこまで絶対的なものじゃないんだね」、と

少しホッとしますよね。

 

しかし、テロメアは伸びることもあれば、逆に縮むこともあります。

 

テロメアが縮んでしまえば、本来の寿命よりもはるかに短い人生で亡くなってしまう可能性もあります。

また、テロメアの長さは、見た目の若さとも関係がありそうです。

 

寿命だけではなく、アンチエイジング、若返りにおいても、テロメアを伸ばす意味は大いにあります。

 

今回の記事では、そのテロメアとは何か?を解説しながら、テロメアを伸ばすライフスタイルと食生活についてお伝えします。

最後まで読んでいただければ、知識ゼロからでも、テロメアを縮めない、若さを保ち長生きできる生活がどんな生活かお分かりいただけます。

ぜひ、実践してください。

 

今回の内容は、こちらの書籍の内容を参考にして書いています。

健康長寿のための最強プログラム、とありますが、健康情報においてそれほど目新しい内容はありません。

しかし、一般的に言われていることが、テロメアに対しても影響を与えていたんだな、ということが良く分かります。

テロメアの視点でまとめられた健康情報総ざらいという感じで、一読の価値があります。

 

不老長寿、若返りのカギ。テロメアを伸ばすライフスタイルと食事の秘訣

テロメアという聞きなれない単語が出てくることで、特別なライフスタイルが必要なのかと思うかもしれません。

しかし、実はよく聞く健康的なライフスタイルがテロメアを伸ばせることが分かっているのです。

 

その不老長寿を可能にするライフスタイルとは、以下の内容です。

テロメアを伸ばすライフスタイル

  • 軽度~中程度の有酸素運動30分~40分を週3回程度
  • 精製された食品、加工食品が少ない、野菜が多く、魚、海藻なども取り入れた食事
  • 7時間以上の睡眠を習慣的にとる
  • 友人やパートナーとの良好な関係を保つこと

なんだか、当たり前すぎる話ではないでしょうか?

 

ダイエットでも、生活習慣病の予防でも、色んな分野でも言われていることは、やはりテロメアにも良い、ということですね。

それでは、詳しく見ていきましょう。

 

テロメアとは?DNAの先端にある保護キャップのようなもの

命のロウソクとも呼ばれるテロメアですが、テロメアとはどんなものでしょうか?

テロメアはDNAの端っこに位置して、遺伝子を保護するキャップのようなモノと考えられています。

 

細胞が分裂を繰り返すたびにこのテロメアがすり減っていき、長さが短くなるんです。

しかし、短くなるだけではすぐに命は尽きてしまいそう。

 

長く個体の命を保つためにも、テロメラーゼというテロメアを長くする酵素があることも分かったのです。

細胞が分裂することでテロメアは短くなり、テロメラーゼという酵素の働きでテロメアは伸長するんですね。

 

運動は最高の薬、ストレスがあるほど効果的

テロメアを伸ばす最高の薬があります。

それは、運動です。

 

特に効果があるのは、筋トレなどの無酸素運動ではなく、酸素を消費する有酸素運動です。

運動をしている人のテロメアは、しない人のテロメアに比べてはるかに長いことが分かっています。

 

特にお勧めなのは、以下の3つ。

テロメアを伸ばす運動

  1. シンプルなジョギング、ウォーキング・・・60%くらいの力で歩く、もしくは走る。息は少し粗くなるくらい、会話が可能な程度。1度に40分間、週に最低3回行う。
  2. 高強度インターバルトレーニング・・・10分感のウォーミングアップ、3分間ラン(速く)、3分間ラン(ゆっくり)のセットを4回、10分間のクールダウン(ゆっくり)を週3回行う。
  3. 少し緩めのインターバルトレーニング・・・10分のウォーミングアップ、速足のウォーキング3分間、ゆっくりウォーキング3分間のセットを4回繰り返す、週に3回行う。

基本的に有酸素運動がおすすめ、そして、onとoffの刺激を取りいれるのにインターバルトレーニングが良いということですね。

それほど激しい運動でなくてもテロメアは伸びるので、安心ですね。

 

テロメアは少なくとも7時間の睡眠を好む

テロメアは睡眠時間7時間を保っている人に長い傾向が見られています。

これは、70代の高齢者でも、睡眠時間7時間を摂れているグループを見たときに、中年と同じテロメアの長さを持っている人が多かったことに由来してます。

 

寝る子は育つ、じゃないけど、7時間寝る人は長く生きる、ことになりそう。

睡眠は、ショートスリーパー、ロングスリーパーの話もありますし、短眠法などもありますから、個人にもよるかもしれません。

安全パイを選ぶとしたら、7時間は寝ましょうってことですね。

 

中には、布団に入ってもなかなか眠れないという方もいます。

入眠する際のコツとしては、睡眠2時間前ぐらいからデジタルデバイスの画面を見ないことが一番です。

青色ライトが興奮刺激になりますし、メラトニンの分泌を抑制することも言われています。

 

また、睡眠90分前の体温コントロールなども有効なので、こちらの動画もご参考に。

 

友人やパートナーと友好な人間関係を保つ

はい、そして友好な人間関係がテロメアを伸ばす秘訣です。

特に、日常的に付き合っている友達や家族、パートナーとの人間関係は重要です。

 

毎日のように顔を合わせてるけど、嫌で嫌でたまらなかったりすれば、激しいストレスになりテロメアも短くなります。

日頃付き合う人たちとの人間関係は、長生きに重要ですね。

 

テロメアを伸ばす食事の秘訣

次に、重要な食事の秘訣です。

これにはまず、細胞の敵を確認しておきましょう。

細胞の代謝を邪魔する3つの敵

細胞には、3つの敵がいます。

それは、

  • 炎症
  • 酸化ストレス
  • インスリン抵抗性

になります。

つまり、食事においては、炎症を促進しない、酸化ストレスを元に戻す、インスリン抵抗性を高めない、食事をすることが重要なんですね。

それは、つまり、

テロメアを伸ばす食事の秘訣

  • オメガ3を意識的に摂る
  • 抗酸化物質を多く含む野菜や果物を摂る
  • 精製された砂糖や炭水化物を避ける

ということになります。

 

一般的な植物油はリノール酸というオメガ6系の油が多いものが多く、炎症を起こしやすくなります。

それに比べて、オメガ3は炎症を和らげる抗炎症作用があります。

オメガ3は亜麻仁油や鮭やサバに含まれる油、クルミなどのナッツ類にも多く含まれますね。

 

抗酸化物質は、ビタミンCやビタミンE、ファイトケミカルなどがそれにあたります。

野菜や果物を多く摂るのが体に良いのは間違いなさそうですね。

僕が愛用しているマルンガイ健美葉も間違いなく良さそうです。

 

そして、インスリン抵抗性を上げないためには、精製された砂糖白い炭水化物を避けるということになりますね。

甘いジュースはNG、基本は変わりませんね。

炭水化物は豊富な食物繊維と一緒の全粒穀物、大麦、オートミール、ライ麦、サツマイモ、根菜類などが良さそうです。

 

ちなみにコーヒーは?

「テロメアに良い」という報告が多いようです。

コーヒーとテロメアの研究はまだ少ないようですが、4000人以上の女性を対象にした調査でカフェイン入りのコーヒーを飲んでる女性には、テロメアの伸長が多く認められたそう。

(カフェイン抜きのコーヒーを飲んでいる女性には、そうした現象は認められなかった)

僕もよく飲む方ですが、我慢する必要ないので安心です。

 

テロメアを縮める4つの死神

次に、テロメアを短くしてしまう4つの死神についてみていきましょう。

テロメアを縮める現代の死神4つ

  1. タバコ
  2. 強いストレス
  3. 内臓脂肪・強度の肥満
  4. アルコールの多飲(1日4杯以上)

この4つはテロメアを短くしてしまうので、それぞれに対策をとる必要があります。

 

今すぐ禁煙しよう タバコはテロメアを短縮させる

タバコは、テロメアを伸ばす酵素であるテロメラーゼを失活させてしまうようです。

そのため、タバコを吸っているとテロメアも短くなりがち、肺がんとの因果関係は明らかではありませんが、ポジティブな効果もほぼないので禁煙が間違いないですね。

 

心理的に強いストレスはできるだけ避けてマネジメントを

心理的に強いストレスもテロメアを縮めてしまいます。

ある調査によると長期間、家族の介護をしているような場合、その介護度が高く、期間が長ければ長い方がテロメアが短い傾向にありました。

日常的な強いストレスはテロメアを短くする傾向にあるので、自分一人で抱えずに分担し、心の支えとなるような人やサポートを頼りにしましょう。

 

内臓脂肪や肥満はテロメアを短くする

パーンと張ったお腹の中に溜まった内臓脂肪や強い肥満は、テロメアを短くします。

内臓脂肪があると食欲をコントロールするレプチンの抵抗性も高くなり食欲を抑えにくくなります。

そのせいで、余計に食べ過ぎてしまうので、肥満になりやすくなります。

どこかで、悪循環を断ち切る必要があります。

 

やはり、内臓脂肪の除去、肥満対策には食物繊維なので、野菜や果物とともにカロリーの質の高い炭水化物を選んで食べるのが重要ですね。

カロリーの質については、こちらの動画をご覧ください。

 

アルコールは1日4杯までがテロメアを守る

アルコールに関しては、割とゆるめで大丈夫です。

1日4杯以上、毎日常習的に飲んでいるとテロメアを縮める可能性がかなり高いということです。

毎日でも、1~2杯はそれほど影響与えていませんね。

酎ハイとか発泡酒をそれぐらい飲んでる人は量を減らしましょう。

 

テロメアを伸ばす薬やサプリはどう?

テロメアが伸びればより長く生きられるともより若い状態とも考えられます。

だから、テロメア伸ばす薬やサプリなども販売されています。

しかし、本当に効果がある薬やサプリであれば、用心が必要です。

 

その多くはテロメアを伸ばす酵素であるテロメラーゼを活性化してテロメアを伸ばす働きをするのだと思います。

が、テロメラーゼが活性化するということは、細胞が無限にコピーを繰り返す状態になるということ。

つまり、ガン化する可能性も高くなってしまうのです。

なので、先の本の著者でありノーベル医学生理学賞を受賞したエリザベス・ブラックバーン博士は、商業的なテロメア検査やサプリや薬などについて慎重な態度を示しています。

 

すでに、再生医療という名目でサプリが出ているようですが、僕自身も積極的に使う気にはなりませんね。

あくまでも自然な方法でテロメアが縮むのを予防し、伸びるライフスタイルをしていきたいと思います。

 

不老長寿、アンチエイジング テロメアを伸ばすライフスタイルまとめ

はい、最後にテロメアに良い生活と避けるべきものをまとめておきます。

テロメアを伸ばすライフスタイル

  • 軽度~中程度の有酸素運動30分~40分を週3回程度
  • 精製された食品、加工食品が少ない、野菜が多く、魚、海藻なども取り入れた食事
  • 7時間以上の睡眠を習慣的にとる
  • 友人やパートナーとの良好な関係を保つこと

そして、下記のことはできるだけ減らすなり、対処していきましょう。

テロメアを縮める現代の死神4つ

  1. タバコ
  2. 強いストレス
  3. 内臓脂肪・強度の肥満
  4. アルコールの多飲(1日4杯以上)

 

運動して、野菜をたくさん食べて、よく眠る。

で、人間関係を上手にするってことですね。

 

テロメア伸ばして、いつも若く元気にいきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1981年生まれ、元看護師、青年海外協力隊として発展途上国での活動で常識が大きく変化し医療の限界も痛感。人が健康に生きるには自然な食べ物や環境が大切だと氣づく。帰国後、潜在意識や量子力学について学びコーチング・コンサルティングを行う。好きな食べ物はから揚げ。