4月28日(土)に食品添加物セミナー特別版、砂糖とお塩特別版を開催します。
そんなところ、facebookで友達が下の動画をシェアしてくれてました。
映像で見ると分かりやすいですね。
砂糖の中毒性が麻薬であるコカインよりも高いという話は驚きです。
なんと94%のマウスが中毒状態であるコカインよりも砂糖を選ぶということです。
始まって1分過ぎたところで出てくるので見てみてください。
こんな砂糖ですが、僕らは知らず知らずのうちに多量に摂ってしまってます。
例えば、コンビニで売られているジュース。
目次
コンビニで売られているジュースに入っている砂糖の量
最近、いろはすのバリエーションがすごくて見ものです。
透明なメロンクリームソーダとかあります。
普段、ジュース飲まないけど好奇心が刺激されます、やばい。
そして、この中に含まれている砂糖を見ていきましょう。
今回は山梨県産の白桃味。
さてさて、このジュースの成分表示分かりますか?
上にある写真の3枚目、右の写真が栄養成分表示です。
この中で、砂糖がどれだけ含まれているか分かりますか?
不親切な成分表示
この中で糖質に当たるのは何か?
当たり前のことですが、たんぱく質、脂質は糖質ではありません。食塩相当量も違いますよね。
ってことは残された炭水化物が糖質になります。
しかし、炭水化物と言うと僕らが習ってきた栄養学ではカロリー(熱量)を摂るために必要な栄養素という認識です。
でも、このジュースの中に溶け込んでいるのは紛れもない精製された糖です。
炭水化物4.8g、これ全部精製された糖です。
炭水化物と記載するより糖質と書いた方が親切な気がしますね。
さらに表示で注意したいのは、100mlあたり、の成分表示ってことです。
100mlあたり4.8g、このペットボトルは500mlなので、このペットボトルの中に含まれる精製された糖質の量をみるには5倍しなければいけませんね。
4.8g×5=24.0g です。
いろはす白桃味に含まれている精製糖は24gですね。
これどれだけの量になると思いますか?
よくあるやつをやってみました。
ペットボトルのジュース1本(いろはす白桃味)は角砂糖6個半
ジュースの中に含まれる糖質を角砂糖にして見える化する。
これ、インパクトあるのでやってみようと思ってました。
それをついに実現、嬉しい瞬間です。
角砂糖1粒3.7gです。
6個乗せて22.3g。
まだちょっと足りないということで1つ削ったのを乗せてみました。
ちょうど24.0gジャスト。
ピッタリになるとなんでも嬉しいですね。
例えば、角砂糖6個入れた水、あなたは飲みますか?
恐らく、飲まないですよね?しかし、香料で美味しそうな匂いがしていればグビグビと簡単に飲めてしまいます。
部活帰りの高校生なんて、2本ぐらい軽く飲んじゃいますよね。
2本飲んだら、糖質48g、角砂糖13個です。
どんだけー!!
イッコーさんじゃなくても言っちゃいますよね(笑)
部活で汗を流していれば、代謝が上がるので、まだ良いですがデスクワークの会社員とかが日に2,3本飲んでるとかなりやばいかもしれません。
気を付けましょう。
メーカーにも効果的なメッセージを伝えよう
今回はいろはす白桃味で試してみましたが、完全な液体のジュースであれば炭水化物と書かれているのは全て精製された糖質だと考えてもらってオッケーです。
脂質と同様に糖質を意識して減らしている人が多い中、成分表示なども理解していかなければいけませんよね。
メーカーにも消費者のニーズを伝えることが大事だと思います。
メーカーは売れる商品を作っているだけですから、作るのはヒドイと批判するのは、お門違いになります。
しかし、成分表示をもっと分かりやすくしてくれ、というのは正当な要求ですよね。
どんな理由でどんなモノが入っているのか、理解して効果的なメッセージを送りたいですね。
ちなみにカロリーゼロの人工甘味料は?
ちなみに人工甘味料は炭水化物でもなく糖質でもありません。
食べ物って基本的に酸化して炭に変わるモノです。
だから、カロリーが無いってことは食べ物ではないってことです。
通常の体の代謝で処理しきれないので、人工甘味料は砂糖よりもリスク(危険性)が高いんです。
肝臓と腎臓の負担は相当ありますよね。
商品のイメージだけではなく成分表示もきちんと確認して選んでいきましょう。
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