添加物太り、氣になりませんか?
食品添加物が太るって、なんとなくイメージがあると思います。
でも、食品添加物自体にはカロリーもないので、直接的に添加物で太るわけではありません。
しかし、そこには間接的に太るメカニズムがあるんですね。
なるほど、コンビニ食ダイエットも流行ってますもんね。
ネットをみても色々載ってますよね。
そうなんですよ。
それを参考にして、コンビニで食品選んでるんですけど、なかなか、、、
確かに、糖質を避けたり、油が多い物を避ければカロリーも抑えられるし、ダイエットには効果ありますけど、、、
ちょっと注意点があるんですよね。
注意点、それってなんなんですか?!
それが、添加物で太るメカニズムなんで、ポイントをまとめてお伝えしますね。
それは、助かる!
よろしくお願いします。
日本で生活していると、添加物を完全に抜く生活を送るのはかなり難しいです。
でも、今回お伝えする情報を知っておけば、コンビニやスーパーで買う商品の中でも、できるだけ自然な物を選べるようになります。
その結果、より健康的な体を手に入れられるので、お腹や下半身のお肉もすっきり。
ダイエットとも無縁の生活が送られます。
会社の検診で不安になったり、内臓脂肪や血糖値のことで心配したりする生活ともおさらば。
毎日エネルギッシュにやりたいことを追求していけます。
最後まで読んで、あなたのダイエットを成功させてください。
目次
食品添加物が太る3つの理由、コンビニダイエットの注意点とは?
早速ですが、食品添加物で太る理由は3つあります。
こちら。
- 添加物の多い食品は油と糖質が多い物が多い
- 食欲を刺激されて食べ過ぎてしまう傾向がある
- 肝臓、腎臓に負担になり基礎代謝を邪魔する可能性
この3つによって、普段食べてる物で、食品添加物が多いと太りやすくなっちゃうわけですね。
具体的に見ていきましょう。
添加物の多い食品は油と糖質が多い物が多い
まず、一番分かりやすい理由からです。
単純に、添加物が入ってる食品は糖質や脂質・油を含んでいる量が多いので、カロリーが高いということ。
これには、菓子パンやインスタントラーメン系、コンビニで売られているホットスナックなどが含まれます。
添加物については、調味料として化学調味料が使われてる物が多かったり、袋詰めの食品などは、保存料、パンに関しては乳化剤などが入ってますね。
糖分、塩分、油分を多くすれば、人の味覚に旨味を感じさせられて、中毒性も起こせます。
食べられない、止まらないってのは、糖分、塩分、油分の絶妙な配分で作られてるわけですね。
次の話と関係しています。
食欲を刺激されて食べ過ぎてしまう傾向がある
これが、添加物で太る最大の理由です。
それは、食欲が刺激されて食べ過ぎてしまうこと。
アメリカの国立衛生研究所で行われためちゃくちゃ分かりやすい研究があるので、紹介します。
- 成人20名を対象に超加工食品(添加物の多い食事)、自然な食事を14日間ずつ分けて食べ体重や食事量の増減を調査。
- このとき、基本となる食事はカロリー、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミンなどの栄養素は同じ量に合わせられた。
- ベースとなる食事を食べた後の間食は可、カロリーが二倍になるまでは食べてはいけない。
その結果がこちらの図でまとめられています。
以下、日本語注釈つきの図。
この図をみると、簡単に分かります。
この結果から、以下のことが考えられます。
- 添加物の多い食事を食べていると体重は増加し、自然な食事を食べていると体重は減少した。
- 添加物の多い食事を食べてるときの方が全体的な食事量(摂取カロリー量)が増えた。
- 基本となる食事の栄養素はまったく同じのため、栄養素によって食欲に違いが出たわけではない。
つまり、添加物の多い加工食品を食べる量が増えると、食事量の増加につながる。
それによって、体重増加につながってるってことですね。
添加物が食欲増加につながるのはなぜか?
食品添加物が食欲の増加につながってるのは、色んな理由が考えられますが主に2つ紹介します。
1つは、味によるもの。
超常刺激と呼ばれていますが、味覚に自然界にない強い刺激を受けることで、食欲が余計に刺激されて食べ過ぎてしまうというもの。
もう1つは、添加物によって、食欲を調整しているホルモンの分泌に不具合が起きるというものです。
食欲を調整するホルモンは腸管で分泌されるPYY(ペプチドYY)、脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンと、胃から分泌されるグレリンというのがあります。
- PYY・・・腸管から分泌されて食欲を抑制する働きがある。
- レプチン・・・脂肪細胞から分泌されて食欲を抑制する働きがある。
- グレリン・・・胃から分泌されて食欲を亢進する働きがある。
食品添加物の化学物質がこれらのホルモンに影響を与えて、
PYY、レプチンの分泌を抑制し(食欲が収まらない)、
グレリンの分泌を亢進(食欲が増加)しているのでは?
と、考えられます。
この実験では、自然な食品を食べた後、PYYとグレリンの変化が目立っています。
なので、食品添加物が食欲を調整するホルモンに影響を与えているというよりかは、自然な食べ物を食べれば、満足感や満腹感を感じるホルモンが分泌される。
しかし、加工食品だと食欲を抑制するホルモンの分泌が少ない、と考えられます。
ザックリ言えば、添加物の多い食事だと、満腹感、満足感を感じにくく、お腹がいっぱいになりにくいってこと。
それによって食べ過ぎてしまうわけです。
肝臓、腎臓に負担になり基礎代謝を邪魔する可能性
次、3つ目の理由です。
肝臓、腎臓に負担になり基礎代謝を邪魔する可能性が高いということです。
これ、地味だけど、健康的に痩せるダイエット、太りにくい体を作るには超重要です。
最近、ダイエットで筋トレブームです。
それは、筋肉量を増やして基礎代謝を上げて、生活の中で使用するカロリーを増やすためです。
それによって、脂肪を燃やしてスッキリした体型にしていくわけです。
筋肉は熱を産生する器官なので、実際に基礎代謝に関係していますが、筋肉よりも基礎代謝の量が多い器官があります。
それは、内臓。
特に肝臓になります。
- 肝臓・・・27%
- 脳・・・・19%
- 筋肉・・・18%
- 腎臓・・・10%
- 心臓・・・7%
やはり、肝臓の代謝量が高いのが分かります。
肝臓は解毒をして、エネルギーとなる糖質をグリコーゲンとして貯蔵する器官です。
食品添加物は化学物質なので、体はすぐに消化吸収できません。
そのため、肝臓で分解して、腎臓でろ過して不要な物質として排出されます。
このメカニズムも確実に解明されてるわけではありませんが、ケミカルが多い食事が多くなると肝臓や腎臓に負担をかけることは間違いありません。
食品添加物の表示の基本と避けたい添加物とは?
コンビニやスーパーで食品を選ぶときに心がけてほしいのは、添加物の少ないモノを選ぶことです。
完全に自然なモノだけを選ぶと、野菜や肉を買って、調味料に氣をつけながら自炊するしかありません。
食事は完全自炊の人ならできますが、仕事で付き合いあったり、そこまでできないって人は添加物を少ないモノを選びましょう。
分かっていれば、意外と簡単です。
食品添加物の表示の基本
まずは、食品のパッケージに書かれている成分表示を見ることから始めましょう。
コンビニやスーパーの棚の商品を手に取り、クルッと手首を返して原材料表示を確認。
で、超シンプルにいえば、食べ物以外、特にカタカナの言葉が添加物になります。
コンビニのお弁当でいえば、PH調整剤や香料、グリシン、ソルビトール、○○色素、などがあてはまります。
2020年4月より開始されたスラッシュルールとは?
2020年の4月から添加物の表示を見やすくしようと、スラッシュルールというのが適用されるようになりました。
これは、原材料と食品添加物の間に/(スラッシュ)を設けるもの。
そのため、原材料/食品添加物、という見方になります。
分かりやすいですよね。
できるだけ避けたい添加物とは?
はい、次にできるだけ避けたい添加物をまとめておきます。
- 化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)・・・味覚刺激が強い
- たん白加水分解物(原材料)・・・味覚刺激が強い
- 酵母エキス(原材料)・・・味覚刺激が強い
- 亜硝酸ナトリウム・・・発がん性リスク高い
- 乳化剤・・・腸への悪影響が懸念
などです。
ちなみに、たん白加水分解物と酵母エキスは、法律上食品添加物ではありません。
原材料、食品になっています。
なので、原材料側にあるんですけど、強い旨味を出す物質なので、味覚を刺激してまた食べたくなっちゃうんですよね。
ラーメンスープとか、香料が違うだけで、基本の味はほぼ同じです。
完全に避けるのは、難しいですが、できるだけ減らすように食べる物を選んでいきましょう。
健康的に痩せるコンビニダイエットで注意したい3つのポイント
以上の内容を踏まえて、コンビニダイエットをするときの注意点をまとめます。
ついで買い、買いすぎ、買いだめ、食べ過ぎ注意
まず、これ。
ついで買い、買いすぎ注意、買いだめ、食べ過ぎ注意です。
サラダチキンとか流行ってますが、色んな味をそろえておこうとか、一週間分買って冷蔵庫に入れたりしておくのはヤバいです。
味覚を刺激されて、ついつい食べ過ぎちゃうこともあるでしょう。
サラダチキンならタンパク質多めで糖質少ないので、直接的に太ることにはなりませんが、その味によって同じ化学調味料を使ってるインスタントラーメンなども食べたくなる可能性があります。
買いすぎ注意、買いだめ注意ですね。
できるだけ自然な食品を選ぶ
あと、できるだけ自然な食品を選ぶことを意識しましょう。
例えば、ちょっと小腹が減ったときに食べるとしたら、むき栗とかおススメです。
セブンイレブンのむき栗は、有機JASにも認定されてる自然食品です。
あと、ローソンなどでは、バナナ売ってたりもしますよね。
僕の食品添加物の師匠でもある安部司さんが、有機JASの判定員をしていますが、認定とるのはかなり厳しいそうです。
なので、有機JASマークは自然な食べ物を選ぶときの良い目印になりますね。
スイーツやアルコール飲料は特に注意
食べ過ぎといえば、スイーツやアルコールに注意です。
スイーツは、その砂糖と油分の量から何度も食べたくなりますし、お酒のおともに色んなつまみやポテチなんかも買っちゃいますよね。
お酒を飲むと自制心も緩くなって食べ過ぎにもつながるので要注意です。
僕も昔、飲み会帰りのメロンパンをよく食べて、翌朝後悔してました。
太らない食生活、健康的に痩せる秘訣
まとめです。
食品添加物自体で太るわけではありませんが、食品添加物の多い食生活をしていると間接的に太りやすくなってしまいます。
その理由として、この3つ。
- 添加物の多い食品は油と糖質が多い物が多い
- 食欲を刺激されて食べ過ぎてしまう傾向がある
- 肝臓、腎臓に負担になり基礎代謝を邪魔する可能性
こういったことから、できるだけ自然な食品を選ぶことを心がけましょう。
自然な食べ物を増やして感覚を戻そう
自然な食べ物を増やすには、食品パッケージの成分表示を確認すること。
そして、「原材料/食品添加物」を見て添加物が少ない食品を選ぶことです。
中には、たん白加水分解物や酵母エキスのように不自然な原材料も混じってますが、これらは覚えておけば大丈夫です。
自然な食べ物を増やしていけば、ジャンクな食べ物への欲求も減ってきます。
途中で紹介して、食事の実験結果を見てもらえれば分かりますが、自然な食べ物を食べていれば食べ過ぎがなくなり、痩せていきます。
自然な食べ物を増やして、あなたの理想の体型に近づいていきましょう。
最近、コンビニ食でダイエットしてるんですが、思うように体重が減らないんですよね。