太る方が自然って知ってましたか?
最近、コンビニでよく並んでいるコレ。
クリアコーラです。
水みたいに透明で、キレイ。
CLEARという文字とOkcal(キロカロリー)という文字が、コカ・コーラのロゴと一緒に書かれています。
で、こないだ児童館で食品の裏側セミナーをしたときに、カロリーオフとかOkcalとか書かれているとつい手が伸びてしまう、と言われている方もいました。
カロリーが多いと太る、これが今の一般的な常識なので、太りたくない、スタイルもよくしたい、ということでカロリーオフやOkcalの食品を選ぶ人も多いですよね。
しかし、砂糖などの甘みが入っていれば基本的にカロリーが増えるのが自然です。
もちろん、お茶やお水などはカロリーほぼ無いですが、それは甘くないから。
甘い飲み物でカロリー0というのは、不自然な飲み物だということを知っておきましょう。
目次
黒いコーラと透明なクリアコーラの原材料は?
コンビニで並んでいたので、ちょっと写メらせてもらいました。
普通の黒いコーラの原材料、コカ・コーラ社のホームページより引用すると。
コカ・コーラ
原材料名 : 糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
種類 : 炭酸飲料 発売年月 : 1957.3 エネルギー : 45kcal/100ml、製品名 コカ・コーラ、アレルギー特定原材料 なし
栄養成分表示、100ml当り エネルギー 45kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 11.3g、食塩相当量 0gコカ・コーラ社ホームページより引用
次に最近話題のクリアコーラ
クリアコーラ
原材料名 : レモン果汁/炭酸、香料、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、カフェイン
種類 : 炭酸飲料 発売年月 : 2018.6 エネルギー : 0kcal/100ml、製品名 コカ・コーラ クリア。アレルギー特定原材料 なし。
栄養成分表示、100ml当り エネルギー 0kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 0g、食塩相当量 0mg
黒いコーラが原材料表示で真っ先に糖類(ブドウ糖果糖液糖、砂糖)が来ているのに対して、透明なクリアコーラはレモン果汁が来ています。
甘みは人工甘味料のスクラロースとアセスルファムKですね。
ちなみに清涼飲料の中に砂糖やブドウ糖果糖液糖などの糖類がどれだけの量入っているかを知るのは、栄養成分表示の炭水化物の項目がそれにあたります。
まだ固形が残っている甘酒などなら、お米の可能性もありますが、水分のみの清涼飲料水の中に混ざっている炭水化物というのは完全に砂糖やブドウ糖果糖液糖などの糖質だと知っておきましょう。
普通のコーラ1本に含まれる砂糖の量は?
栄養成分表示でみると、普通の黒いコーラに含まれる糖分の量は100ml中11.3gなので、500mlであれば、56.5g。
上白糖で換算すると大さじ1杯およそ9gなので、大さじ6杯と少しの糖分が入っていることになります。
角砂糖7個で24gです。
普通、それだけの糖分が入っていると、甘すぎて飲み切ることができません。
体の防衛本能も働くので、途中でおえ~、となってしまいます。
しかし、香料による香りと酸味、炭酸のスッキリした感覚でグビグビ飲めてしまうのが怖いところです。
氣をつけましょう。
クリアコーラの栄養成分はどこまでもクリア
さて、普通の黒いコーラに比べて、クリアコーラの方はというと、すごいです。
栄養成分表示、100ml当り エネルギー 0kcal、タンパク質 0g、脂質 0g、炭水化物 0g、食塩相当量 0mg。
0、0、0、0,0、ゼロのオンパレード。
栄養成分表示だけをみると水かと思います。
コーラだけど、、、、み、み、、、水??
しかし、味をきいてみるとやはりレモンの香りがして、それほど濃くはないけど甘みがあります。
これは、人工甘味料の効果ですね。
どうして甘い味がするのにカロリーゼロなのか?
砂糖や蜂蜜、甘いものはなんでもそうですが、通常はギュッと味が凝縮されたモノなので、少量でもカロリーが高いのが普通です。
同じ甘さがあるのに、スクラロースやアセスルファムKなどの人工甘味料はカロリーがない。
ちなみに、食品の裏側に精通している安部司さんは、
中学校で講演をした時に中学生から
「甘いのに何でカロリーがないんですか?」
と尋ねられて
「甘いのにカロリーがないのは、食べ物じゃないからだよ~」
と返したと話されてました。
カロリーゼロの人工甘味料は食べ物ではないと覚えておくと良いと思います。
太るのは自然、不自然なモノより自然なモノを選ぼう
カロリーというのは、基本的に炭水化物で、炭素が多く含まれる物質です。
そのため、体内に入れば代謝されて熱とエネルギーが生み出されるモノ。
必要以上に摂りすぎれば、体は飢餓の備えとしてカロリーを脂肪として蓄えます。
それが、一般的な、太る原因です。その他にももう1つ太る原因はありますが、話が変わるのでまた別の機会に、、、
最近はメタボの基準などもありますから、健康的な観点からも、太るのが嫌なのはよく分かります。
女性にとっては、太る=スタイルが悪くなるという悩みの種かもしれません。
だから、カロリーオフの食べ物やゼロカロリーの飲み物が流行っているわけですけど、太ることは正常な代謝をしている証明でもあるんですよね。
余ったエネルギーを脂肪として蓄えているので、低燃費な体ってことです。
もちろん、太りすぎると生活習慣病になるリスクが高まるし、膝の負担なども増えたりしてよくありません。
でも、カロリーを摂って太るというのは、自然な代謝の1つの形なんですよね。
砂糖も濃縮された物質なので、どこまで自然といえるかわかりませんが、人工甘味料に比べたら自然なモノだと思います。
太ることやカロリーを気にして人工甘味料にしてしまうと、より不自然な物質になるので、体が処理する労力も大変になります。
そのため、発がん性が心配されている人工甘味料や神経毒性が心配されるものもあります。
不自然なモノよりも、できるだけ自然なモノを選ぶようにしていきましょう。
甘いモノであれば、サトウキビをかじるぐらいが一番自然ですよね。
そういのがスーパーやコンビニにあれば、子どもたちにも勧められそうですよね。
どっか、流通してくれたら良いのにな~、と思ったら通販でも売っていますね。
試しに買ってみようと思います。
こちらの記事では、
をまとめています
合わせて読んでみてくださいね。
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