西日本豪雨のあとから、被災地復興の後方支援活動である熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)の方で時間を割かれていたのでブログの更新が滞っていました。
熱対医団のクラファンの立ち上げ準備や、継続した供給をするための物資の確保ができたので、ちょっと氣持ちも落ち着きました。
んで、ブログも再開ですね。
更新楽しみにしてくれてる皆さん、お待たせしました(^^)/
目次
備前プレーパークさんで子どもたちと「いのちの仕組み」を知る講座
昨日、定期開催している備前プレーパークさんにて看護師が伝える自然療法講座をしてきました。
今回は夏休みで小学生も参加してくれるとのことだったので、「実験して分かるいのちの仕組み講座」を開催しました。
生きてるってどういう状態?
死んでるってどういう状態?
という質問から始まって、僕らの体が動くメカニズムを根本的なところから話ました。
電氣、体を動かしている根本的なエネルギー
これは、子どもたちが、水が電氣を流すかどうか実験している様子。
電池と豆球の導線をつないで、光らせます。
で、そのあとに、水が電氣を流すかどうか、導線の端っこが直接触れないようにし、導線の両端を水に浸けて試していきます。
で、やってみると分かるんですが、水は電氣を流しにくいんですよね。
でも、そこに塩を加えて塩水にすると、電氣は流れやすくなります。
かすかに、電球が灯ります。
これをすることで、分かるのは、僕らの体が脳神経からの電流刺激で動いている以上、体液中に電氣を流すための物質が必要不可欠ということです。
僕らの体内で電氣を流しやすくする物質のコトを「電解質」と言います。
その物質は微量金属(ミネラル)です。
そして、その代表格がナトリウムとカリウム、これがないことには、僕らの筋肉は脳からの命令を受けて動くことができません。
熱中症対策には水分と塩分が必要な絶対的理由
今回、熱対医団(復興作業熱中症対策医師看護師支援団)としての活動も踏まえていたので、子どもたちとお母さん方に熱中症予防についてもお話。
これだけ氣温が高いと、汗をかいて特にナトリウムを失いがちです。
その時に水分だけを大量に補給すると、ミネラル濃度が薄くなってしまって、さらに電氣が流れにくい状態になってしまいます(体の電氣抵抗が上がってしまう)。
それによって、脳神経が過剰に電流を流そうとして、めまいや頭痛、激しくなると痙攣(けいれん)などが起こるとも考えられます。
汗をかくときは、水分と一緒に塩分も補給した方が良いわけですね。
こちらの記事も参照してください。
コーラやファンタなど炭酸飲料を作る実験
そして、子どもたちが夏に摂りすぎてしまう炭酸ジュースについても伝えました。
こちらは、ブドウ糖果糖液糖と炭酸、そして、着色料香料でジュースを作る実験。
子どもたちは、超前のめりでガン見してくれてます。
ただの炭酸にブドウ糖を加えただけのものを飲んでもらうと甘すぎて飲み切れない。
しかし、そこにクエン酸を加えて酸味を出すとスッキリしてグビグビ飲めてしまいます。
さらに、美味しそうな色を付けて、コーラやレモン、オレンジなどの香りをつければ、美味しい炭酸ジュースの出来上がり。
普段、飲まない子どもたちも、クレクレ君になって(笑)、味見してました。
「オイシイ!」
という子も
「ウエッ!もういらない」
という子もいましたが、
何にせよ、子どもたちにとってコンビニやスーパーで簡単に手に取れるものが、どんなモノで出来上がっているのかを知る良い機会になったと思います。
こういった小学生や中学生、高校生に伝える講座は講演料割安で承っているので、興味のある人はコメントやメルマガの方から教えて下さい。
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