体に良いと思って食べている物、飲んでいる物の中には体に良くない物が入っている可能性もあります。
健康のために摂取したいのはどんなもの? マイボイスコムは、『健康によい成分』に関してインターネット調査を実施し、6月1日から6月5日に10……….≪続きを読む≫
上記のニュースから引用します。
健康のために摂取を心がけている成分がある人は全体の55.4%、男性5割弱、女性6割強だった。
「ビタミンC」(22.9%)がもっとも多く、次いで「カルシウム」(17.3%)、以下「乳酸菌」、「ビタミンB」、「鉄」、「コラーゲン」が続く。
「カルシウム」、「鉄」、「コラーゲン」は女性が男性を10ポイント以上上回っていた。
健康のために摂取を心がけている成分がある人が、摂取するきっかけになったものは「テレビ番組・CM」(37.2%)、「家族や友人・知人のすすめ」(21.3%)が上位2位、「新聞記事・広告」、「一般雑誌」、「インターネットの広告」が続く。
「新聞記事・広告」は50代以上で比率が高くなっている。
ビタミンC、カルシウム、コラーゲン、ビタミンB、鉄、乳酸菌、サプリメントや健康食品を食べている人、食べようと考えたことがある人にとって、どれもがなじみ深い成分だと思います。
ですが、そのサプリや健康食品が体に良いかどうかはまた別の話。
実際に健康食品やサプリメントを飲んで、体の調子が全然違う、疲れないし、毎日ハッピーに過ごせる、という体感を感じられた方はあまりいないのではないでしょうか。
その栄養素は生きている?
それもそのはず、成分だけが入っていたとしても体が有効に機能させることができなければ効きません。
体が有効に使えるかどうか、という明確な基準は『生きているか、死んでいるか』、というものです。
食べ物は本来、生きている物です。
野菜、肉や魚にしても時間が経てば色が変わって腐っていきます。これが生きている証拠です。
腐らないもの、色が変わらないものというのはすでに、死んでいる = 活性を失っている物と考えることができるでしょう。
例えば、生絞りのリンゴジュースは5分もたてばあっという間に色が変わり茶色になっていきます。
ですが、市販で売られている100%リンゴジュース、100%なはずですが、1日経っても、2日経っても色が変わりません。
あれれ、おかしいですよね。
色が変わらない、ということはすでに死んでいる。つまり、ビタミンやミネラルが入っていたとしても体はその成分を使うことができません。
体が栄養を吸収するプロセス
わたし達の体が栄養を吸収して、その栄養を使うにはプロセスがあります。
口から物を食べて、胃で消化し、腸で発酵してから吸収します。
しかし、食べ物自体が活性を失っているときちんと腸で発酵、吸収ができないのです。
色が変わるか変わらないか、というのはサプリでも食べ物でも良い物かどうか、見分ける分かりやすいポイントです。
もし、ご自分が毎日飲まれているサプリメントがあるなら、1つ実験をしてみてください。
- 朝家を出る前に1粒、袋から取り出して、お皿の上に置いておく。
- 夜家に帰ったら、袋の中に入っているサプリと色を見比べてみる。
- 色が変わっていない⇒ 死んでる(栄養素が活性を失っているため体は利用しにくい)
- 色が変わっている⇒ 生きてる(栄養素が活性したままである、体は利用できる)
栄養素は生体内ではその成分をそのまま保つことができますが、生きていない物の中では本来混ざってしまいます。
ビタミンCとビタミンBを混ぜれば、ビタミンCにもビタミンBにもならず全く別物になるのが普通の状態です。
それだと、栄養素がこれだけ入っています!、と謳えなくなってしまい困るので、脱イオンという処理を施して栄養素のまま保存しています。
脱イオンというのは栄養素の電子が繋がる手をとり、他の成分に変化しないようにすることです。
そうすることで、ビタミンCはビタミンCのまま保存でき、ビタミンBはビタミンBのまま保存できるのです。
成分のまま保存できるのは良いのですが、電子の手がなくなっているので、わたし達の体はその栄養素を有効に使うことができません。
つまり、活性を失った栄養をいくら食べても消化のストレスになるだけということです。
サプリメントの中には良いものもあると思いますが、多くは『死んだ栄養の詰め合わせ』です。
お金を払って健康が高まればいいのですが、それこそ、健康を害している場合もあります。
摂り始めて21日間を過ぎて、実感が続かない場合は摂るのをやめた方が良いかもしれません。
※21日間はプラシーボ(偽薬効果)が効くので効果を実感することがあります。
こちらの記事もご確認ください。
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