鏡の法則と呼ばれるものがあります。
目の前に現れる相手も自分自身なんだよ、という台詞はカウンセリングを受けたことがある人や自己啓発セミナー経験者なら聞いたことあると思います。
引き寄せの法則、思考は現実化する、のように自分の意識によって目の前に現れる人が変化するというモノですが、これには実は2つのパターンがあります。
1つは直接的なので分かりやすいのですが、もう1つは婉曲的で意外と氣がつかずにずっと悶々としてしまう人がいます。
この機会にその2つのパターンを知ってもらえれば、もっと楽に素直に生きていけると思います。
他者は自分の写し鏡という鏡の法則の考え方
あなたの投影の向きを氣にしたことありますか?
心理学や自己啓発的な内容でも、目の前にいる他人というのは、自分の投影だということが話されますよね。
鏡の法則ってのもそういうことだと思います。
これは、意識されている人も多いと思うのですが、そのことばかりをずっと考えていても、
思考ばかりがグルグルまわって袋小路に入りこんでしまうことがあります。
それで、苦しくなっちゃうこともありますよね。
そこで、シンプルに思考を使って、相手が自分のどんなところを投影しているのかを考えるヒントをお伝えしたいと思います。
自分の世界に嫌な人が出てきたり、やけに氣になることがでてきたりという理由、
自分の何かしらの部分が投影される理由というのは、基本的に2つです。
他人が自己を投影する2つのパターン
1つは、反面教師として、自分の至らない部分を直接的に見せてくれて教えてくれる場合。
例えば、自分の職場の上司なり、誰かなりが怒りっぽくて、怒られるのが物凄い苦痛だという場合。
反面教師として見せてくれているのは、あなたも短氣で怒りっぽいことはありませんか?
というメッセージになります。
これは直接的な観方ができるので、割合、氣が付きやすいですね。
それで、氣が付きにくくてハマりやすいのは、その逆バージョンです。
怒りっぽい人がいて、いつも怒られて嫌~、という時。
それは、あなたも怒りっぽいんじゃないですか~?
というメッセージではなく、
逆に、その人みたいに怒っても良いんじゃないんですか?
というメッセージも考えられるんですね。
これは、感情を押し込めて表現をしていない、ということにもなるので、
自分の中に溜まったエネルギーを出せていないことになります。
なので、潜在意識としてはそれを修正しようと働きかけてくれるため
目の前に自分がガマンしているコトを堂々とやっている人を用意してくれます。
鏡の法則、「我が振り直せ」と「モデルケース」
まとめるとこうなります。
- 人の振り見て我がフリ直せパターン(直接的・反面教師)
- あなたももっと素直にしたら良いんだよパターン(婉曲的・模範・モデルケース)
です。
潜在意識は不自由な固定概念を外そうとしてくれる
すぐに怒ってはいけない、
愚痴を言ってはいけない、
人の悪口を言ってはいけない、
などなど、べからず集みたいなのが
頭の中に構築されてしまっていると、その行動が良い悪いの前に
生き辛くなってきます。
自分の中にある感情もそうですが、在るモノを認めない、ということは不自然なことですよね。
自分の中にある感情はどんなにネガティブでブラックだったとしても、あるモノはあるモノとして捉えるしかありません。
くさいモノに蓋ではないですが、
いつまでも観ないようにすることとできないし、無理やり違う形にするのも骨が折れます。
素直に認めて、表現する方が自然ですよね。
良い悪いよりも、自然か不自然かを意識してみるのが良いかもしれませんね。
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